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メキシコ滞在5日目の朝、ホテルで目を覚まし、朝食後に特別にツアーを組んでいただき
コフラディア蒸留所のアガベ畑に出発しました！こちらは、ヘルナンデス家によって、1992年に設立された比較的新しい蒸留所ですが、次々に人気のプレミアムテキーラブランドを生み出し、今回ご紹介する「カサノブレ」はあの世界的に有名なメキシコ・グアダラハラ出身のアーティストであるサンタナがプロデュースした事でも有名です。
今回、アガベ畑でデモンストレーションをしてくれた写真のヒマドール（アガベを収穫する人）もサンタナのプロモーションビデオに登場されているそうです。
畑を見学した後は、蒸留所を見学。現在、コフラディアのブランドとして販売されているテキーラは23ブランドにも上ります。その他にも、82にも上るブランドを請負で作っています。コフラディアの人気が伺い知れます。オリジナルテキーラは60ケースからオーダー可能です。
コフラディア蒸留所では、さまざまなブランドのテキーラを作っているのでレシピもそれぞれです。どのブランドも、水分と糖分のバランスが良い上質のアガベを使用しています。発酵させる際も、とてもマイルドで芳醇な香りが漂ってきました。
蒸留所ツアーの後は、日本初公開となるカサノブレテイスティングルームへ移動。こちらでは、テキーラのテイスティングの前に、それぞれ花やフルーツなどの香りのサンプルカプセルを回して、香りを当てるというゲームを行いました。普段、匂い慣れているものでも嗅覚だけでは間違うことがあり、食に関していかに五感で感じることが大切か気づきました。
テイスティングでは、クリスタル、レポサド、アネホの順に頂きましたが、すべてに共通してプレミアムテキーラにふさわしいエレガントさとまろやかさを感じることができます。
また、他のテキーラでは味わえない上品な舌触りも特徴的。
テキーラのテイスティングのあとは、中庭でランチタイム。今回は、「トルタス・アフォガード」という料理を頂きました。トルタスは、メキシコ風のサンドイッチのことで、アフォガードは溺れるという意味です。鶏肉のサンドイッチに少しスパイシーなソースをたっぷりかけると生地にソースが染み込んで絶品！
デザートには、「アガベシャーベット」をご用意頂きました。ほんのりとアガベの風味を楽しめるデザートです。少しテキーラをかけて食べるとさらに美味になります。
コフラディア蒸留所には、ミュージアムも併設されています。ヘルナンデス家の歴史やヒマドールが使用する道具を直接触ったり、ビンテージのボトルなども展示されています。
澄んだ空気と豊かな自然があるコフラディア蒸留所。この土地だからこそ「カサノブレ」はじめ、世界中で認められるテキーラを作ることができるのです。「カサノブレ」を一度味わうと、その上品な口当たりの虜になります。日本でも、購入可能ですので、サンタナも惚れ込んだプレミアムテキーラを是非味わってみてください。
次回は、一度見たら忘れないユニークなボトルの「ムチャリガ」をご紹介します！
※掲載情報は 2019/02/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
メキシコ合衆国大使館
北・中央アメリカに位置するメキシコは、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面していて、国土の3分の1は平均高度約1700ｍのメキシコ高原が占めています。古代にはマヤやアステカ文明で栄え、16世紀にはスペインによって支配されます。1810年まで続いた300年ものスペインによる長い統治にもかかわらず、7000年という歴史を持つメキシコ料理はその影響を最小限にとどめ、トウモロコシ、マメ、唐辛子をベース にした伝統料理をベースにした独自の食文化を守り続けてきました。その結果、2010年にメキシコ料理はユネスコ世 界無形文化遺産として登録されました。日本人に馴染みの深い「タコス」以外にも、さまざまな絶品料理がありますので本場メキシコ料理の魅力を発信していきます。
