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武運を上げる手力雄神社でSKEさんとご祈願をした国産海苔
明後日は、節分。お正月ムードから、コンビニなどでは一気に節分の準備に入り、恵方巻きのポスターが一色になっている。もともとは西日本が発祥である「恵方巻き」。今では全国での一大イベントに。これを広めたのが、あるコンビニだったというお話は、聞いたことがある方もいるだろう。百貨店からコンビニまで、恵方巻きの予約もスタートしている中、とんでもない恵方巻きを見つけた。節分は、日本の一年の中で、いろいろな物事の流れを変える節目となる大切な日。
それを、ある会社が今までにない発想で、美味しさだけでなく“最上級の縁起恵方巻き”を新発売。栄養面でも縁起面でも、究極の恵方巻きと言っても過言ではないだろう。今回は、そんな逸品をご紹介したい。
節分は一年に一度の2月が一般的になっているが、日本の伝統文化としては、実は一年に4回ある。時期は、それぞれ季節の節目にあたる立春、立夏、立秋、立冬の前日。2月の節分は、柊に鰯(いわし)の頭を焼いたものを玄関先に置くのは、鬼がお家に入らないようにという意味が。豆まきは、もともと宮中行事から始まり、京都に来た鬼の目に大豆を投げて退治したことが定着したものである。
そんな節目にいただく恵方巻き。海鮮巻きなどいろいろなものがあるが、今回のスペシャル恵方巻きは、SKE48さんと勝負運にご利益があるとされる岐阜県の手力雄神社で、ご祈願した国産海苔を使用。これだけでも十分かと思いきや、それだけでは終わらないのが、今回の恵方巻き。
今年は、3種類ある恵方巻き。従来は大海老天巻きの恵方巻きを販売していた。平成最後の恵方巻きは3種類用意。次の写真左から受験に「勝つ」ための「げんかつぎ」ということから、とんかつ入り。真ん中は、長寿の象徴でもあり、おせちにも欠かせない大海老入り。左は今回おすすめの大海老と鰻を入れ、「うなぎ上りになるように」との願いが込められている恵方巻き。これぞ“最上級の縁起恵方巻き”さらに18㎝という、珍しさ満載の恵方巻きだ。中日新聞にも取り上げられるほど、話題に。
恵方巻きは、一本から販売。しかし、食べる時に切ってしまうと「ご縁を切る」という意味もあるので、お店の方にお願いすると、きれいに6等分に切って準備をしてくださる。そんな心遣いも嬉しい。
私のおすすめは、やはりこちら。鰻上りの恵方巻き。予め、お店で切っていただいて並べた。海鮮の恵方巻きもよいが、節目の日にスタミナのつく鰻をいただき、海老で長寿を願う。その中に入っている大葉とキュウリが、味を引き締めてくれ、最高に美味しくいただいた。
実は、18㎝ある一本の恵方巻きにも、挑戦。大きいが、美味しくて、一人でしっかりと無言で、少し早めの恵方巻きを完食。
事前予約も受け付けているが、直接お店に行ってもつくってくれるとのこと。また、受験の祈願もかねているため、節分を越えた3月まで販売を予定している。受験生の夜食にもおすすめだ。
職人さんがひとつずつ丁寧に、ご祈祷した海苔に今年の武運アップの想いを込めて作ってくれる究極の恵方巻き。
是非、平成最後の節分に、ご堪能あれ。
※掲載情報は 2019/02/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等