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有名なお米農家が育てたこれからの時期にピッタリな「紅あずま」
昨年から和菓子や洋菓子で使う機会がある、お気に入りの食材を紹介いたします。
子供の頃から秋になると食べる機会が多かった「サツマイモ」。料理に使われるのはもちろん、蒸したり焼いたりしておやつで食べたり、お店でお菓子でも使われていたので、とても印象に残っている食材です。最近では、母が育てた「お芋」をお菓子などにも使っていましたが、2017年から記事でも紹介した『黒澤ファーム』さんの「紅あずま」を使っています。
『黒澤ファーム』さんはお米作りでも大変こだわっているので、「紅あずま」を作っていることを聞いたときは、とても楽しみにしていました。『黒澤ファーム』さんの「紅あずま」は、甘味もしっかり感じ、繊維も少なめで食べやすさもあります。糖度も高くてお菓子などにすると、甘みや美味しさが増すと思います。
2018年は収穫前から『黒澤ファーム』さんの「紅あずま」を楽しみにしており、スタッフと一緒に収穫もしてきました。サイズも2017年よりも何倍も大きく、全体でも沢山収穫できたそうです。
黒澤さんから販売予定だった大部分の「紅あずま」をお店で作るお菓子に使用できるようになりました。そのまま食べても美味しいですが、他の「サツマイモ」に比べると、繊維が少なく水分も多くてねっとりした感じもしっかり楽しめるので、加工をするのにもとても重宝しています。
お店では、「芋ようかん」や「長寿芋」などの和菓子で販売をしております。またケーキなどでも販売予定です。
今年は、収穫量も多くなり販売先も増えると思いますので、より多くの方に『黒澤ファーム』さんの「紅あずま」の良さをお菓子で伝えられえるように作っていきたいと思います。
※掲載情報は 2019/01/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
シェフ パティシエ
後藤昌利
1979年、山形県出身。
大坂あべの製菓学校を卒業後、『ラ・バンボッシュ』(東京)、『パティスリータダシヤナギ』(神奈川)などで修業を行う。
2008年には、『菓匠萬菊屋』を継ぐため山形県南陽市に戻り、洋菓子部門を立ち上げる。
2015年には、『菓匠萬菊屋』の新ブランドとして、『510Maison de cinq-dix』の展開を開始。
地元の農産物を積極的に使用した菓子作りを行い、地域に根ざした人気店となっている