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贈る方に合わせて選ぶ魅力もある木曽漆器
雄大な山々が連なり、自然の豊かさを実感できる長野県。中でも木曽は、木曽は上質の材木にめぐまれていることから、昔から職人が多く住みつき、工芸が盛んになったそうで、今でも木曽漆器のお店が多くあります。
その中から、今では数少ない職人さんが一から手作りしている『花野屋』さんの「お弁当箱」を紹介いたします。
「合わせ小判弁当(小)」
「合わせ小判弁当(中)」
「小判二段弁当(中)」
200年以上も歴史のある『花野屋』さんでは、お椀やおひつ、菓子鉢などたくさんの工芸品がありますが、私のお気に入りは、木曽ヒノキと木曽サワラで作った天然素材の「お弁当箱」で、沢山のサイズを持っています。
私は毎日職場にお弁当を持っていきますが、曲物に詰めたご飯は冷めてもふっくらしていて、本当にお美味しいのです。温かいうちに蓋をしても平気で、漆の殺菌効果で夏場も中身が痛みづらいのもうれしいです。
また、円形の曲げ物やお重箱は、お菓子を詰めるのにもピッタリで、当店のお菓子を詰めて販売したこともありますが、お土産品として大変喜ばれました。
地元の工芸品は県外の方におみやげとして選んでも、とても喜んで頂けますし、形もたくさんありますので、選ぶ楽しさもあります。
最近ではコーヒーカップやワイン用の漆器、あとはレンジ使用可能の漆なしの製品も開発されていますので、贈る方に合わせて選ぶ魅力もある木曽漆器です。
※掲載情報は 2019/01/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
洋菓子のシャルム オーナー
松永ひろみ
長野県出身。
地元に根付いた洋菓子店を経営する父の作る素朴な焼菓子が大好きで、自分も食にかかわる仕事がしたいと地元調理学校へ入学。その後、東京の大学へ進学。都内の洗練されたお菓子を見るうちに、自分もそんなお菓子が作りたいと思うようになる。
エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)に入学し、フランス菓子の魅力にとりつかれる。同フランス校在学中に『パティスリーランペリアル(Patisserie l'impérial LAVAL)』にて研修。
帰国後、父の経営する『洋菓子のシャルム』のチーフとなり、今はオーナーとして地元素材を中心としたお菓子作りに取り組んでいる。
現在は、出産育児中につき限定商品のみ製造販売中。