茨城県が誇る、一粒の重さが約2gと大粒な花豆「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」

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正月料理には欠かせない黒豆

皆様、師走をどうお過ごしでしょうか。
ここを乗り切れば、お正月ですね。
今回は、お正月の食卓には欠かせない、黒豆のご紹介です。

 

黒豆といってもただの黒豆ではありません、1粒が約2gと大粒の茨城県が誇る、「常陸大黒」です。

 

茨城県が育成した花豆のオリジナル品種で、涼しい山間部を好み、主に大子町や常陸太田市の里美地区など県北部の中山間地域で栽培されています。

 

上品な味わいで、和菓子だけでなく洋菓子にもよく合う「常陸大黒」は、茨城県のみで生産される稀少な特産品となっており、その高い品質を維持するため、生豆の流通は厳しく制限されています。

 

私のお店でお出ししているのは、常陸大黒生産 部会長 鈴木純男 氏が生産されている「常陸大黒」で、奥久慈へ食材探しに行った時に一般社団法人大子町特産品流通公社の藤田氏からご紹介頂いて、知り合いました。

茨城県が誇る、一粒の重さが約2gと大粒な花豆「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」

鈴木氏には、いつまでも元気に「常陸大黒」を生産していただきたいです。

 

「まめ」は元来、丈夫・健康を意味する言葉で、「まめに働く」などの語呂合わせからも、おせち料理には欠かせない食材です。

 

「常陸大黒」は、女性的な豆なので、優しく取り扱いながら豆の旨味を損なわないように時間をかけて炊いております。

 

作っても作ってもすぐになくなってしまいますので、ご賞味になりたい方は、お電話にてご確認いただいた上で、ご来店くださいませ。

茨城県が誇る、一粒の重さが約2gと大粒な花豆「常陸大黒(ひたちおおぐろ)」

※掲載情報は 2018/12/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

西野正巳

京遊膳 花みやこ 店主 料理人

西野正巳

1965年、茨城県出身。辻調理師専門学校卒業後、有職料理を継承する京都の老舗料亭「西陣 魚新」で修行し、副料理長になる。その後、東京柳橋花柳界の料亭「いな垣」の料理長を経て、1993年、茨城県にて、「京遊膳 花みやこ」を開業。

開業時から実際に全国の拘り生産者に会い、生産現場を確認し、納得した食材だけを取り扱っている。

日本文化と和食を世界に伝える活動にも従事し地方創生にも貢献している。


また、第9回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」において、ブロンズ賞を受賞。

2019年1月8日付けで【いばらぎ食のアンバサダー】に任命される。

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