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ビジュアルの良さが魅力の『パティスリー・ラパージュ』のお菓子
12月は、「クリスマスケーキ」はもちろん、「ベラベッカ」や「シュトーレン」などこの時期にしか作らないお菓子もあるため、とても活気のある月です。事前の準備はもちろんですが、お客様に少しでも楽しい時間を過ごしてもらえるよう、毎日お菓子を作っています。
私のお店『アヴランシュ・ゲネー』でも12月2日までの受注生産になりますが、いちごと赤ワインのジュレに、ムースショコラとフランボワーズといちごと赤ワインのムースの組み合わせの「テクノシエル」など、7種類のクリスマスケーキを用意しております。
今回紹介するのは、昔から仲良くしているパティシエの松井 基さんが作る「クリスマスケーキ」を紹介します。
松井さんは、千葉県船橋市習志野台にある『パティスリー・ラパージュ』のオーナーパティシエで、今年は6種類のケーキを用意しているそうで、中でもおススメなのが「Xmasショートケーキ」です。
生クリーム、いちご、スポンジで作られていますが、スポンジの合い大に挟むイチゴと生クリームの厚さ、いちごの味を引き立てるため油分を減らすなど、食べる方のことを最大限に考えて作られています。クリスマスケーキは、ポピュラーだけどみんなに美味しく、子供から大人まで幅広い年代層の方が食べてもらえるように考えてしているそうです。
また、松井さんの作るケーキでおススメしたいのが、ビジュアルの美しさです。お店の作りもそうですが、とてもこだわりが感じられる色の組み合わせや生菓子の形など、自分では思いつかない形のものを多く生み出しています。
中でもレモンクリームと蜂蜜レモン、チーズケーキをレモンのムースで包んだ「シリエル」。
発酵させたカカオをパッションに漬け込み、もう一度発酵させた新しい製法で作ったフルーティーなショコラを使った「イタクジャ」などは、とても松井さんらしいと思います。
美味しさはもちろん、見た目でも楽しむことができる『パティスリー・ラパージュ』のお菓子、どれもおススメですので、一度食べてみてください!
※掲載情報は 2018/12/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アヴランシュ・ゲネー シェフパティシエ
上霜考ニ
1975年兵庫県出身。
1994年9月辻調グループ・フランス校卒業後、ノルマンディーのパティスリーで修行を重ねる。1995年に帰国し、「インターコンチネンタル東京ベイ」、「オテル・ド・ミクニ」等を経て、2005年には「パティスリー・ジャン・ミエ・ジャポン」のシェフパティシエに就任。2008年には「アグネスホテル東京」のパティスリー『ル・コワンヴェール』の開店と同時にシェフパティシエに就任。
2011年に公開された映画『洋菓子店コアンドル』では製菓監修をつとめた。
2015年9月にはシェフパティシエとして、「Avranches Guesnay」(アヴランシュ・ゲネー)をオープン。
現在は、お店の他にもデパートへの期間限定出店や講師なども行っている。