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本当に質の高いうどんを創りたいという信念から生まれた
全国各地に様々なご当地うどん、ご当店うどんがあり、話題です。僕も仕事的にも伺いますし、個人的にも食べに行ったり。それぞれに良さがあり、楽しいです。中でも讃岐うどんはトップクラスで大好き。東京在住なのでまだ1/3くらいしか回れていませんが、約800軒あると言われる香川県のうどん店、いつか全店制覇したいです。讃岐うどんの何がそんなに良いのかというと、いりこダシのつゆもさることながら、僕の場合は特に麺です。エッジの効いたコシのあるタイプに特に惹かれます。もちろんセルフ的な気軽&ワクワク感も良いですが。そんな麺に特化し、最高級のうどんを作り上げようと考えたのが「大庄屋」。香川県仲多度郡琴平町の、本当に質の高いうどんを創りたいと大きな夢をもつ会社で、麺類の製造・販売、食堂の経営などをなさっています。
独特のもちもち感、すばらしい艶となめらかさ、麺の風味と旨み
中でも素晴らしい作品が「幽玄プレミアム」といううどん。協力工場(株式会社ホーコク製粉)との共同開発により、日本酒の大吟醸製法をもとに、ほんのわずかしか採れない小麦の最中心部分を原料とし、それを地元香川の小麦粉「さぬきの夢」と特別配合した、デンプン無配合の100%小麦粉うどん(打ち粉にはデンプン使用)なのです。しかも「幽玄の露」というつゆも付いています。僕としては一番のオススメの食べ方は「ざるうどん」ですね。うどんを湯がいて湯切りをし、それを3倍に薄めた「幽玄の露」でズズッといただけば、独特のもちもち感、すばらしい艶となめらかさ、麺の風味と旨みが堪能できます。還元水あめと酒精、PH調整剤は使用していますが、もちろん保存料など無添加なので半生タイプで賞味期限60日のみ。お早めにお召し上がりください。
※掲載情報は 2018/11/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。