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宮城県亘理町は宮城の北部にあるフルーツの産地。いちご、いちじく、アセロラなども獲れますが、美味しい「ナノりんご」が生産されています。
「ナノりんご」は、育てる際に、土にカキ殻ミネラルと地元有機肥料をふんだんに使用します。カキ殻を入れることで、ミネラル豊富で栄養価が高いりんご本来の味を追求。 窒素、リン、カリなどの肥料の他に、「海の貝殻」をパウダー状にしたものを畑に散布することにより、約80種類のミネラル分をりんごが補給することができるそうです。
ナノりんごを作っている高野園には何度か訪問させていただいていますが、毎回高野さんの美味しいりんごをお茶の間でいただきながら、りんごについて熱く語って下さいます。
高野さんのところでは、時期によって、「紅玉」「ほおずり」「ふじ」が獲れますが、どのりんごもカットしてしばらく時間が経っても、他のりんごに比べて褐変するのが非常に遅いです。このようなミネラルパワーが影響している証拠ですね！
「ほおずり」は、さわやかな甘酸っぱさが特徴で そのまま食べても調理してもおいしいリンゴ。酸味が強く身がしっかりしているので、スイーツにはもってこいの品種です。収穫時期はとても短く、10月下旬頃のみ、期間が短いためお目にかかれない年もありました。都内でもほとんど出回っていない品種です。
そんな高野さんの稀少品種「ほおずり」を使ってアップルパイを開発しました！
12月1日（土）に表参道の『the AIRSTRARDEN』（https://airstream-garden.com/）にて、期間限定で “亘理町ポップアップショップ”「WATARI no CAFÉ」がオープンします。そこで、今回開発させていただいたアップルパイも販売する予定です。そのほか、亘理町のアセロラを使った「アセロラティー」や「サツマイモハロウィンスイート」を使ったお芋ラテも販売しています。私も1日店頭でお手伝いさせていただく予定です。お近くにお寄りの際はぜひ遊びにいらしてください。
※掲載情報は 2018/11/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
maaco
大学にて栄養士を取得。学生時代にキハチイタリアンのパティシエ見習いから始まり、レストラン、カフェのパティシエ、キルフェボン等でアルバイトをしながらお菓子の技術と知識を身につける。
学生時代からスイーツを食べ歩き、レストランやカフェ、ケーキ屋巡りを日々繰り返していた。卒業後はキハチ時代の師匠のケーキ屋にて修行。その後デザート会社に勤め、店舗運営、新店舗立ち上げ、 外食向けデザートの企画、開発、品質管理等を経て現在に至る。
企業様、飲食店様のスイーツレシピ提案、 商品開発が主な仕事で、ケーキオーダー、ウェディングギフトやお菓子レッスンも主宰。全国の生産者のアドバイザーやみちのえき商品開発を手掛けており、認知の低い日本の美味しい食材を、都内にたくさん広めたいと思い活動。
