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世界中で人気のクラフトビール。本当に小さな蒸留所が世界的に大人気となり大企業になるという事も珍しくありません。ただ、蒸留所の数が多くなりすぎて、個性を出す事がとても難しくなっています。そこで今回は、個性が光る、飲んで間違いない世界のクラフトビールをご紹介します。
1：数世紀にわたるイギリスのビールの歴史が生んだ、新しい味わい
世界的なビールの品評会のトップ50のうち４つが入賞し、世界でも評価されているロンドンの南グリニッジにあるミーンタイム蒸留所。2000年に出来たわりと新しい醸造所ですが、
醸造技術を伸ばし、新しい味わいを提案するという創業者の思いがビールのテイストにも表れています。
ロンドン・ラガーは、のど越しも良くスッキリとした味わいでゴクゴク飲めます。
それに対してペール・エールは対照的に独特の香りがあり、コクがありクセになりそうです。歴史のあるイギリスのビールの新境地とも言えます。
2：2代目ビアソムリエ世界チャンピオンに輝いた男が造るビール
南ドイツ、バイエルン州アウクスブルクに1386年から存続する、リーゲレ醸造所は地下数百メートルに良質の水が取れる素晴らしい環境を持ち、地元に密着しながら伝統的なドイツのビアスタイルを昔のまま丁寧に守りつつ、デザインやコンセプトをがらりと変えた新しいビールを造り続けています。Amaris（アマリス）50は、ハラタウアー・ペアレ、オパール、ヘアスブルッカーとテットナンガー・ミッテルフリューの4種類のホップを使い、爽やかな香りと清々しい苦味が存分に味わえるビールです。
3：「ノーマルは奇妙だ」をモットーにするユニークな醸造所
「12 Minutes to Destiny Hibiscus Pale Lager」はとてもエキゾチック！クリアーなルビー色で、注いだ時の泡は淡いピンク色。ベリーのような甘い香りで、苦味と同時に甘味が広がり、後味はさっぱり。原材料に生のラズベリーを使っていて、紅茶のような爽やかさを感じさせます。アルコール度数は低めなので、ビールが苦手な女性の方にもおススメのフレーバービールです。
※掲載情報は 2018/11/22 時点のものとなります。
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