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クロワッサンの生地でチョコレートを包んだパンオショコラ。フランスのパン屋さんでは、クロワッサンやバゲットに並ぶ人気アイテムで、朝食パンの定番でもあります。一口にパン・オ・ショコラといっても、生地やチョコレートの味の違いはもちろん、それらの比率や、しっとりとパリパリの食感バランスなど、お店によってかなりの違いがあります。今回は東京で買えるパン・オ・ショコラを揃えました。お気に入りを探してみてくださいね!
1:【神楽坂】繊細な生地に酸味のあるショコラがベストマッチのパン・オ・ショコラ
東京・神楽坂で、本場パリの空気感を感じるパン屋さん『Pain des Philosophes(パン デ フィロゾフ)』。訪れる人のほとんど購入するといっても過言ではない「パン・オ・ショコラ」は、フランス産AOP発酵バターを使用。持ち帰った後も家中にバターの香りが広がります。触れると崩れてしまいそうなパリッとした表面にふわっとした内側と、幾重に重なる生地の層は繊細そのもの。酸味を感じるオーガニックチョコレートがよく合います。
2:【六本木】バターに負けない! 贅沢なカカオの香りが広がるパン・オ・ショコラ
六本木のミッドタウンに昨年オープンした、ベルギー発祥のシンプルでエレガントなベーカリーレストラン『ル・パン・コティディアン』。チョコレートで名高いベルギー発という期待を裏切らないのが「パン・オ・ショコラ」です。バターたっぷりの風味豊なフワフワのクロワッサン生地にカカオの香りが広がる贅沢なチョコレート。ベルギーならではのハイクオリティのチョコレートが、芳醇なバターにも負けない存在感を放っています。
3:【赤坂】パリパリすぎて持ち運べない! フルーティーなチョコのパン・オ・ショコラ
赤坂のANAインターコンチネンタルホテル内にある『ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー』の「パン・オ・ショコラ」は、花びらのようにくるっとめくれあがった見た目そのままに、パリパリに仕上げられています。あまりの繊細さにトレイに載せるのも一苦労。軽やかな生地のバター感と、フランボワーズのようなフルーティーなアロマのチョコレートが混ざり合う優美な時間をお楽しみください。
4:【銀座】外はサクサク、中はふんわり! 独自の食感が心地よいパン・オ・ショコラ
日本を代表するフランス料理のグランメゾン『銀座レカン』。同じビルの地下に併設される『ブーランジェリーレカン』では、レストランで提供されるパンも焼いています。発酵バターをに使い、外はサクサク、中はふんわりと仕上げたクロワッサン。それと同じ生地でフランス産のチョコレートを包み焼き上げた「パン・オ・ショコラ」も高い人気を誇る一品。この店ならではの食感に魅了される人が後を絶たない名品です。
5:【代々木公園】もっちりとした生地のおいしさを堪能できるパン・オ・ショコラ
千代田線の代々木公園駅から近いブーランジェリー『PATH(パス)』。クロワッサンのようなオーソドックスなパンからフィナンシェ、カヌレのような焼き菓子まで楽しめます。「パン・オ・ショコラ」はチョコレートの量が控えめで、名物のクロワッサンと同じパリパリはもちろん、もちもちな食感も堪能できる生地のおいしさを一直線に感じられる一品。朝は焼きたてが用意され、パリパリと言うよりもハラハラと儚い生地が楽しめます。
【番外編】今のパン・オ・ショコラを形成した『カカオバリー』の「バトンショコラ」
パン・オ・ショコラが好きすぎて、極めたいという方はぜひ手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。1963年に『カカオバリー』が開発した「バトンショコラ」が、今のようなパン・オ・ショコラの形を決定づけたと言われています。棒状になっているので使いやすく、カカオ分44%のチョコレートはしっかりと香りが立ち、濃厚で、かつパンの味も引き立ててくれます。
【番外編】パン屋激戦区でも愛され続ける、パリっと秀逸なパン・オ・ショコラ
モンマルトルの丘で有名なアベス通りには、青、赤、黒、緑の看板が目印の4つのパン屋があります。地元民から一番評判を集めている「パン・オ・ショコラ」を試してみたいのなら、青い看板の『Au Levain d'Antan』へ。しっかりと上質のバターを使っていて、チョコレートチップのサイズバランスも絶妙。日によってのクォリティのばらつきがなく、毎回パリッと仕上がっています。観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
※掲載情報は 2018/11/16 時点のものとなります。
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