メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

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2018年は、アカデミー賞を受賞したディズニー・ピクサー映画「リメンバー・ミー」の大ヒットにより、今まであまり知られていなかったメキシコの祭典「Day of the Dead(死者の日)」の文化が日本でもハロウィンイベントのように身近になりつつあります。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

メキシコの「死者の日」って何?

2015年に公開された映画「007スペクター」の序盤シーンで世界的に一躍話題となった「死者の日」は、死者をたたえるため毎年カトリックにおける諸聖人の日である11月1日~11月2日の2日にわたって開催される2003年にユネスコ無形文化遺産にも登録されたメキシコの盛大なお祭りです。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

11月1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻る日と言われ、故人の遺影、十字架、砂絵、花、食物などを配置したアルタールと呼ばれる祭壇には個人が好きだったテキーラやお料理などが供えられ故人を偲ぶ日本のお盆のような風習ではありますが、陽気なメキシコらしく楽しく明るく祝うのが特徴です。

 

近年では、街中が砂糖で作られガイコツ形のお菓子や人形、マリーゴールドの花などでカラフルに彩られ古くからメキシコ人に愛されているアイコン・骸骨の貴婦人「カトリーナ」のメイクで仮装行列をするなど、映画の舞台となったメキシコシティをはじめ、オアハカやグアナファトは観光名所として大いにに賑わっています。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

今回日本ではじめて、「死者の日」のキャンペーンイベントを開催したのがプレミアムテキーラを代表するブランド「ドン・フリオ」です。その名も「ドン・フリオ×Day of the Dead」では、カトリーナがキャンペーン店舗を練り歩きドン・フリオカクテルを味わいながらメキシコ文化を体感できるイベントとして大変盛り上がりました。

テキーラ界伝説の男フリオ・ゴンザレスの情熱によって生まれたテキーラ

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

ブランドについて解説すると、ドン・フリオの創業者であるフリオ・ゴンザレス氏は、父親の他界とともに家族6人を養うことになった時、彼はまだ15歳。財産と呼べるものはごく僅か。それでも家族への愛と、独自のテキーラを作る夢の追求に突き動かされ、1942年に、フリオ・ゴンザレスが初めての蒸溜所を購入し、最初のアガベ株を植え付けます。

 

フリオ・ゴンザレスが選んだのは肥沃な大地。その方がより甘味の強いアガベが育つことを彼は知っていたのです。そんなハリスコ州にあるアトトニルコの土地が気に入り、アガベの甘味や柔らかさの特徴をより引き出す十分に育成されたフレーバーになるまで何年も待ち続け、1949年、ラ・プリマベーラ蒸留所で十分に成熟したアガベの初収穫を自身の手でおこないました。

 

2012年に亡くなるまで、人生の全てをテキーラに捧げています。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

当時メキシコで重要視されていなかった従来のテキーラ製法の改善と品質の追求にこだわり、「世界一美味しいテキーラをつくる」という目標を掲げ、何年間も試作を続け、品質向上のための努力を重ねてきましたが、1985年に脳卒中で倒れてしまい1年間病に伏してしまいました。

 

彼を心配した家族が快気を願って開催したパーティーに家族や友人が600名集まり、家族のために残していた渾身のテキーラを振る舞ったところ大変評判となり、なんとしても売って欲しいという声に応えてできたブランドが自らの名前を冠にした「ドン・フリオ」です。


まさに、フリオ・ゴンザレス氏の人生をかけた最高のテキーラがこの時誕生します。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

先日来日した、現在のドン・フリオ蒸留所のマスターディスティラーのエンリケ・デ・コルサ氏のお話によると、フリオ・ゴンザレス氏はとても真面目で几帳面な方で、何か問題があった時にすぐにわかるように、習慣を変えずに生活することを心がけていて食事も毎日同じ時間にとっていたそうです。

 

80歳を超えてからも、現場を離れずアガベ畑を歩き回るのを日課にしていたため、体にはいくつものアガベの葉の刺し傷が残っていると言われていました。

 

フリオ・ゴンザレス氏のテキーラ作りへの情熱は、エンリケ氏に受け継がれ、ドン・フリオブランドのこだわりを守り続けています。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

彼の愛情や情熱は今でもしっかり引き継がれていて、蒸留所を訪問した際に「これからは、私たちのファミリーとして、いつでも会いに来て下さい。」という温かい言葉で送りだしていただいたのを覚えています。実は樽にサインをさせていただいたのは2回目だったのですが、数年前にサインしたものも蒸留所内に飾っていただいているのを見つけて感激しました。

 

フリオ氏の、家族や友人を心から大切に思う精神と優しさが、蒸留所のスタッフの皆さんにも受継がれ、家族のようにお互いを大切に思い合う心を持ち、私たちのような訪問者にも同じように親切に接していただき、とても心に残る想い出になっています。

 

きっと、テキーラ「ドン・フリオ」には、彼の愛情が注ぎ込まれ、長く・広く愛されるブランドとして、これからもずっと残っていくのだと思います。

ドン・フリオと和食のマリアージュを楽しむ

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

1人の伝説の男の情熱から誕生したテキーラ「ドン・フリオ」の楽しみ方は様々ですが、今年は日墨外交関係130周年の記念年ということで、ぜひ和食とのマリアージュを楽しんでいただきたいと思います。

メキシコの祭典「死者の日」にはプレミアムテキーラ「ドン・フリオ」で乾杯!

毎年通ってしまうほどお気に入りのお店で、テキーラとお蕎麦が楽しめる話題の名店代々木八幡の「そば處大野屋」では、季節ごとにドン・フリオと和食を楽しむメニューが展開されています。

 

夏は鱧すきとドン・フリオブランコ、冬は鴨なべとドン・フリオレポサドの組み合わせがおすすめ。こだわりの鰹だしをドン・フリオならではの豊潤で優雅な香り・まろやかな味わいがより引き立て、贅沢なマリアージュです。

 

この冬はぜひゆっくり鴨なべを味わいながら、ドン・フリオの世界に浸っていただきたいと思います。

※掲載情報は 2018/11/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

目時裕美

テキーラPRプロデューサー

目時裕美

アジア最大級のテキーラの祭典「TEQUILA FESTA/TEQUILA LOUNEG」の主催をはじめ、日本におけるテキーラの記念日となる7月24日「テキーラの日」&2月22日「マルガリータの日」のプロモーション・記念セミナーやイベントの運営を手がける。

テキーラの主要機関であるCRT(テキーラ規制委員会)とCNIT(全国テキーラ産業会議所)、メスカルの主要機関であるCRM(メスカル規制委員会)のサポートの元、情報誌「TEQUILA JOURNAL」を発行。

2011年から毎年メキシコに通い、134ヶ所あるテキーラ蒸留所のうち80ヶ所以上を訪問しテキーラ業界の動向や最新情報を日々ブログやSNSで発信し続けている   
テキーラ生産者やブランドオーナー、海外のブランドアンバサダーなどテキーラ業界関係者との交流も深く、新商品のリリースやローンチ企画、来日セミナーやイベントのプロデュース、販売サポート等にも携わる。

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