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ほおずきって食べたことありますか?
漢字で書くと「鬼灯」と書く「ほおずき」ですが、食べたことありますか?
今回ご紹介するのは、北海道の『株式会社盤渓ネイチャーズ』の「自然栽培ほおずき」です。
生産者の高木 晃社長は、25歳から26年間ニューヨークで住んだ後に2010年より、故郷の札幌にて自然栽培農業を行われております。
高木氏との出会いは、共通の友人であるミシュランシェフの紹介で、私のお店『京遊膳 花みやこ』に来ていただいたことが始まりでした。
その際に、北海道での自然栽培のこと、高木氏の半生、自然栽培の食用ほおずきを、札幌の名物に育てたいという
熱い思いをお話いただき、すっかり、高木氏のファンになってしまいました。
北海道札幌にて自然栽培を実施されています。
高木氏が自然栽培を始められたのは、ニューヨークから、札幌にもどりアンティークショップの経営をしていたときに盤渓のスキー場ロッジを買い取った際に、一緒に引き継いだ農園がきっかけだったそうです。
農園を引き継いだ際にどうせやるなら、自然栽培を行おうと、自然栽培の講習を何度も受講し始め、現在では、約50アールの農地で、年間50~60品目の野菜を栽培されています。
その中でも、特に力を入れて栽培されているのが「食用ほおずき」です。
強い甘味が特徴のほおずきで、私のお店でもコンフィチュールにして販売もしております。
『京遊膳 花みやこ』にて盤渓ネイチャーズさんの自然栽培野菜が食べれます!
今年度より、盤渓ネイチャーズさんの畑の中に、『京遊膳 花みやこ』の畑を持つことが出来ました。
これで、高木氏が自然栽培にて育てられた作物を使った季節のお料理を皆様にご堪能いただくことができます。
是非、ご期待ください。
※掲載情報は 2018/11/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
京遊膳 花みやこ 店主 料理人
西野正巳
1965年、茨城県出身。辻調理師専門学校卒業後、有職料理を継承する京都の老舗料亭「西陣 魚新」で修行し、副料理長になる。その後、東京柳橋花柳界の料亭「いな垣」の料理長を経て、1993年、茨城県にて、「京遊膳 花みやこ」を開業。
開業時から実際に全国の拘り生産者に会い、生産現場を確認し、納得した食材だけを取り扱っている。
日本文化と和食を世界に伝える活動にも従事し地方創生にも貢献している。
また、第9回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」において、ブロンズ賞を受賞。
2019年1月8日付けで【いばらぎ食のアンバサダー】に任命される。