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世界でも最も優良なブルーベリー栽培区のひとつとされているカナダブリティッシュコロンビア州のフレーザ・バレー地区。バンクーバーから東へ50kmほど離れたこの土地にR.I.Jブルーベリーパークという東京ドーム約7個分のブルーベリー畑があります。
ここではブルーベリーは大粒でふっくらとしていて、甘みと酸味のバランスがよいブルーベリーが育ちます。このブルーベリーを使いさまざまな商品が作られますが、なかなか普段手に入らないユニークな商品も存在します。
そのひとつが「ブルーベリーワイン」です。最高級のブルーベリー果実のみ使用して作られるこのワイン、普通のブルーベリーフルーツや飲み物よりも味がまろやかになります。醸造保存されたブルーベリーワインは純正なルビー色に変わっていきます。保存の時間が長ければ、それは琥珀色により近づきます。
RJTのブルーベリー栽培園には、早・中・遅熟の3つの品種が栽培されます。
ブルーベリーの開花は4月から6月末までです。ブルーベリーは、木と木の間で相互に授粉できる植物ですが、蜜蜂による授粉と採蜜が不可欠です。
その為、花が咲く季節にRJTブルーベリー栽培園に入って頂くと、沢山の蜜蜂達がその役割を果たす為に忙しそうに飛んでいる光景が見られます。蜜蜂達は授粉と採蜜を一生懸命行っているのです。それらの収穫した花の蜜を丹念に醸造して作られたのが「ブルーベリーハニー」です。非常に希少な蜂蜜でクリアタイプ、じっくり練り上げたクリームタイプがあります。
健康志向の高まりの中、食の安全に敏感になった多くの消費者の間で、加熱処理されずに栄養と風味がそのまま残った通称『生はちみつ」が注目されています。
RJTでは自社農園で養蜂された、風味とコクの強さが際立つ純度100%の高品質であり、栄養が100%残される非加熱製法、さらに布で濾過する昔ながらの製法で作られています。
もちろん、スタンダードな「ブルーベリージャム」もおすすめです。ホールブルーベリースプレッドは、あえてつぶつぶを残し、肉厚のブルーベリーの味を楽しめます。砂糖不使用とは思えない、フルーツ本来の甘みをダイレクトに感じることができます。
※掲載情報は 2018/11/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
カナダ大使館
世界で2番目に大きな国土のカナダ。カナダは三方を太平洋・大西洋・北極海に囲まれ、きれいな淡水の湖が点在し、広大で変化に富んだ景色が広がります。このカナダの大自然と、彩り豊かな季節の中で、実にいろいろなおいしい農産品・食品が育まれています。
またカナダは移民も多く多民族の国。さまざまな民族のそれぞれの伝統や調理法や味が、カナダの食文化の多様性を生み出しています。「カナダ料理ってどのような料理ですか?」と尋ねられると、私たちは「世界中のおいしいレシピをもとにカナダで育った新鮮、安全で高品質な食材で作った料理です」と答えます。
カナダ産の農産品・食品はたくさん日本に入ってきています。日本は世界で三番目に大きな輸出先です。皆さんが毎日食べているものにもカナダ産食材・食品が多く使われているのです。
カナダの大自然が育むおいしさ、そして多様な食文化についてお届けします。