創業明治32年の和菓子店が作る、パッケージから可愛い成田名物「ぴーなっつ最中」

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生産量ダントツ1位の千葉でもイチオシのピーナッツ手土産

創業明治32年の和菓子店が作る、パッケージから可愛い成田名物「ぴーなっつ最中」

僕は中国・上海にある日式ラーメンテーマパークの名誉館長もしているので、年に数回、上海に行きます。東京在住なので成田空港から。ゆえに僕の中では日本と世界を結ぶのは東京じゃなくて成田というか千葉なんです。千葉こそインターナショナル(笑)。そんな千葉にはもちろん様々な良さがあります。風光明媚な雰囲気も素敵ですし、食材だって様々。そのひとつに落花生(ピーナッツ)があります。平成29年(2017年)の全国の落花生生産量は15,400t。そのうち79.4%(12,200t)が千葉です。もうダントツの1位。というわけで、千葉には多種多様な落花生商品があります。僕のイチオシは「ぴーなっつ最中」。どうですか?もう見た目からして可愛らしいじゃないですか!

濃厚なこしあん&ピーナッツ風味、そして可愛さが卓越

創業明治32年の和菓子店が作る、パッケージから可愛い成田名物「ぴーなっつ最中」

製造販売は成田市にある米屋株式会社。明治32年創業の和菓子店で、実は「栗羊羹(くりようかん)」の元祖でもあります。平成8年(1996年)から「米屋観光センター」で実演販売を始め、以来、よりピーナッツらしさを出すため、ローストピッナッツを入れたり、ピーナッツオイルを加えたり、ピーナッツの硬さや薄皮の感じなどを最中の皮で再現するようにと様々な研究を重ね、ようやく現在の形になったとか。ピーナッツのペーストや甘煮が配合されたこしあんは、濃厚な小豆の旨みと程よいピーナッツ風味がバランスよく合わさっていて、まさに唯一無二の仕上がりです。最中の皮も殻のイメージにぴったり。5個の袋入りとか24個の箱詰めとかいくつかの種類もあるので、手土産にも良いですね。なにせ、渡した相手が見た瞬間に、パッケージの可愛さに「わぁ!」っと笑顔になるのが、もう嬉しくて!

※掲載情報は 2018/11/11 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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