福井で出会った!そばとパスタの融合「Echi Zen Soba Pasta」

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ぶっかけそばスタイルの福井で、そばパスタに遭遇

福井で出会った!そばとパスタの融合「Echi Zen Soba Pasta」

老舗の飲食店と聞くと様々な料理を思い浮かべますが、中でも歴史がある料理のひとつが“そば”です。江戸時代創業という店舗も数多く存在し、今も人気だったりするので凄いなぁと思います。そして全国津々浦々にご当地そばもあり、それぞれ評判です。でもちょっと変わったご当地そばというと福井の越前そば。各地の冷たいそばは、もりそばだったりざるそばだったりと、麺とツユが別々になっていて、麺をツユにつけて味わうのが一般的ですが、福井では「ぶっかけそば」スタイルで、冷たいそばに大根おろしなどが載り、そこにツユがかかっています。そんな地で遭遇したのが「Echi Zen Soba Pasta」。

そばの風味が和風的な味付けのパスタにぴったり

福井で出会った!そばとパスタの融合「Echi Zen Soba Pasta」

製造しているのが富山県小矢部市の沼田製粉株式会社で、販売しているのが福井県越前市の株式会社増田(増田そば製粉所)。セモリナ小麦とそば粉(福井県産)、小麦粉(福井県産)、食塩(福井産)が原料で、フェットチーネのような平打ちストレートタイプの麺で、まさに“そばとパスタの融合”的な味わいです。つるんとしたパスタの良さがありつつも、ふわりとただようそばの風味が面白いです。色々な食べ方を試したところ、大根おろしと青ネギを載せて、そこにそばツユをかけたタイプがなかなかの完成度に。でもそれだけだとパスタ的な味わいが生かせなく、また試したら“ツナ缶”を合わせたら、超ぴったり!!和風でいてオイリーなテイストを加えることで、そばとパスタの両方の良さが引き立ったというわけ。もちろんクリーム的なルウやミートソースでも、そばの風味がただようのでなかなか面白かったです。そばとパスタの良いとこ取りのような新しい風味が楽しいです!

 

店舗名:株式会社増田(増田そば製粉所)
郵便番号:915-0003
住所:福井県越前市戸谷町中松田2-2

Echi Zen Soba Pasta

株式会社増田(増田そば製粉所) 住所:福井県越前市戸谷町中松田2-2

※掲載情報は 2018/10/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

はんつ遠藤

フードジャーナリスト

はんつ遠藤

東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。

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