記事詳細
豊島区、文京区は江戸川乱歩、森鴎外、夏目漱石など多くの文人が暮らした町であり、漫画家や芸術家の集う文化の町でした。旧岩崎邸をはじめとした豪邸が立ち並び、六義園やホテル椿山荘東京など、東京の格式高い空気を残す場所です｡今回はそんな山手エリア豊島区・文京区で愛されている菓子店を紹介｡フランス仕込みの洋菓子から、寛永7年より続く老舗店など、地元で知らない人はいない有名店ばかりをピックアップ｡歴史の香りを感じながら、お散歩がてら美味しいスイーツをいただきませんか？
1：実力派シェフの見た目もおいしい『パティスリー ヨシノリアサミ』のオレンジケーキ「ケークオランジュ」
巣鴨にある、仏国家最優秀職人章（M.O.F.）グラシエ部門日本人初のファイナリストのお店、『パティスリー ヨシノリアサミ』。こちらのおすすめのパウンドケーキ「ケークオランジュ」をご紹介します｡アーモンドパウダーの入ったしっとり生地に、オレンジピール、中心にはどこか懐かしいドレンチェリーが飾られています｡ホールケーキの美しさをそのまま楽しめる透明なパッケージは、パッと目に付く華やかさ。手土産に持っていくと喜ばれそうです｡
2：良き昭和を感じる『アルプス洋菓子店』のふわふわ食感と香り豊かなチーズケーキ「リゼット」
JR駒込駅すぐの『アルプス洋菓子店』は、昭和34年から続く昔ながらの洋菓子屋です｡ゆったりとした喫茶店スペースもあり、ケーキをその場で楽しめます｡スフレタイプのチーズケーキ「リゼット」は、1口サイズのかわいらしさと濃厚なチーズの香りが大人気｡透明な個包装パッケージと、ラッピングの東郷青児のイラストが、昭和の雰囲気を伝えて上品な仕上がりです｡ちょっとかしこまった席や年配の方にも喜んでいただけるお土産です。
3：目白の老舗和菓子屋『志むら』の求肥と虎豆、きな粉のおいしさのハーモニー「九十九餅」
目白駅のほど近く、地元に愛される和菓子屋『志むら』の看板商品「九十九餅」。求肥の餅菓子です。虎豆がアクセントに入った三角形のお餅の上に、たっぷりときな粉がかかっています。控えめな甘さでやわらかな求肥と虎豆の歯ざわりがほどよく、いくつでも食べられそう｡飽きることのないシンプルな味わいが、人気の秘密でしょう。お店の包装紙に包まれ、きゅっと結ばれたリボンのラッピングが、昭和の空気を漂わせています｡
4：寛永7年から続く『千鳥屋』のカステラ生地と餡が上品な、名入れのできるお饅頭「千鳥饅頭」
『千鳥屋』は巣鴨駅すぐ、寛永7年からつづく老舗の和菓子屋です。中でも名菓「千鳥饅頭」は、創業当時から受け継がれた味が自慢｡北海道産手亡豆の白あんと黄味あんをカステラ生地で包んだお饅頭。カステラ生地のカリッとした香ばしさと、甘さ控えめでサラッとしたあんが特徴的なおいしさです。饅頭の中心には、オーダーすれば焼き印を入れてもらうことも可能。何かの記念やお祝いに文字を入れてギフトにするのはいかがですか。
5：『オザワ洋菓子店』のイチゴ・生クリーム・チョコ・クッキーの洋菓子定番ど真ん中「イチゴシャンデ」
東京大学の近く、文京区本郷の『オザワ洋菓子店』の30年以上親しまれている「イチゴシャンデ」。サクッとしたクッキーに新鮮なイチゴがのり、その上に生クリームが絞ってあります。さらに上からチョコレートでコーティングされているという、洋菓子の定番が全て楽しめるお菓子です｡形がシャンデリアみたいなので“シャンデ”というネーミングもユニーク｡パクっと食べられる大きさですが、断面からも分かるように完成度の高いお菓子です。
※掲載情報は 2018/10/20 時点のものとなります。
- 8
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
