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国産メーカーが作った、口当たりが良く飲みやすい「サンサン サイダー ブレンドサイダー スカーレット」
『洋菓子のシャルム』がある長野県塩尻市は、長野県のほぼ中央に位置し、県内でも交通量が多い地域です。昔からワインの醸造も行われてきており、現在でも果実酒製造業(主にワイン)が集積しています。様々な国産メーカーが存在しますが、最近、気になっているワイナリーのおススメの一本を紹介します。
『サンサン ワイナリー』は、2011年に長野県塩尻市と諏訪市を結ぶ中山道の峠道の中ほどに、ワイン用のブドウを栽培する圃場=ヴィンヤードを整備しブドウの樹の植栽を始めた、まだ若い醸造場です。2015年にはワイナリーとショップ&レストランが出来上がり、秋には、エステートワイン(自園原料100%)の仕込みを開始されたそうです。
こちらでぶどうの栽培、収穫、醸造、びん詰めに至るまで全行程を指揮し監督するスペシャリストである「エノロジスト」として活躍されているのが、戸川 英夫さんです。40年以上もワインの仕事に携わっており、赤ワインや白ワイン、ロゼワインやスパークリングワイン、デザートワインなどを作られています。どのワインも通り一辺倒ではない、個性ある味わいが楽しめます。
中でもおススメしたいのが、2018年から販売を開始したリンゴのお酒、「サンサン サイダー」です。日本ではサイダーというとソフトドリンクのイメージもあるかと思いますが、イギリスやアメリカではリンゴのお酒をサイダーと呼んでいるそうです。3種販売されていますが、中でも「サンサン サイダー ブレンドサイダー スカーレット」は、特別栽培で作られ果肉の中まできれいな赤色をしている「ジェネバ」を主とし、アップルパイなどのお菓子にも使われる「紅玉」、「グラニースミス」、など、5種類のリンゴをブレンドして作られたサイダーです。
口当たりがよく飲みやすさもあるので、女性の方にもおススメです。お風呂上りに飲むのにもピッタリだと思います。
新しいことにも積極的に取り組んでいる、今後も応援したい『サンサン ワイナリー』のとっておきの一本です。
※掲載情報は 2018/10/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
洋菓子のシャルム オーナー
松永ひろみ
長野県出身。
地元に根付いた洋菓子店を経営する父の作る素朴な焼菓子が大好きで、自分も食にかかわる仕事がしたいと地元調理学校へ入学。その後、東京の大学へ進学。都内の洗練されたお菓子を見るうちに、自分もそんなお菓子が作りたいと思うようになる。
エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)に入学し、フランス菓子の魅力にとりつかれる。同フランス校在学中に『パティスリーランペリアル(Patisserie l'impérial LAVAL)』にて研修。
帰国後、父の経営する『洋菓子のシャルム』のチーフとなり、今はオーナーとして地元素材を中心としたお菓子作りに取り組んでいる。
現在は、出産育児中につき限定商品のみ製造販売中。