記事詳細
紹介している商品
日常にもあり、各地で浸透している油揚げ
日々、様々な食材などが食卓で提供されますが、日常というか定番のものに「油揚げ」があります。スーパーなどで気軽に購入できますし、そのまま使用できるので便利です。そもそも油揚げとは、豆腐を薄くスライスした後に、油で揚げたもの。通常は平たくて薄めの長方形型ですが、全国には新潟県栃尾のように厚揚げみたいに分厚いタイプや、宮城県定義山のように三角形だったりといくつかのバリエーションもあります。でも油揚げって、いざ使おうと思うと家になかったりしませんか？その都度、買いに行くのも面倒だし、冷凍保存はできるけれど、水っぽくなってしまうし。そんな事を思っていたら、遭遇したのです。常備できる油揚げに。それが相模屋食品の「おだしがしみた油揚げ」。なんと常温で保存！「あるんだー」と思わず売り場で叫んでしまったほど驚き＆嬉しき。しかも味がついています。
一番のオススメはカップうどん。お手軽にきつねうどんが！
書いてあるとおりの鰹風味の甘辛テイストで、けっこうしっかりとした甘辛具合。鍋料理に入れればまさしくじんわりと旨みが溶け出して美味しくいただけますが、僕としてはイチオシは「カップうどん」。え？カップのきつねうどんがあるでしょ？と思われるかもしれませんが、いえいえ、この油揚げの存在感がいいんです。カップきつねうどんに同封されている油揚げはお湯で戻したりした後、刻んで料理とかお味噌汁とかに合わせるといいですよ。そして、一番美味しくいただくには、温めた陶器の丼に、乾燥うどんを移し、粉末のだしを控えめに加えた後に、この油揚げを載せてお湯をかけて約5分。ふっくらとした油揚げの食感とコクが気軽に味わえてしまいます。ご家庭にぜひ常備を。お手軽すぎです！
※掲載情報は 2018/09/30 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
