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発酵で旨みもプラス!レモンの爽やかな香りはどんなお料理にも
我が家の冷蔵庫に常備しているゆず胡椒。爽やかな辛味とゆずの香りが和洋中問わず合う!辛いのに、唐辛子がストレートにくる辛さと違って、複雑味と旨味のある辛さがお気に入り。ただ、広島出身のレモン好きとしては「ゆず胡椒をレモンで作っても美味しいはず」と思いつつ、自ら仕込みをするまでには至りませんでした。
そんな中、見つけました。なんと銀座で!広島県産レモンを使用した「発酵れもん胡椒」!銀座にある広島アンテナショップ『TAU』に行くと、店内を隅から隅まで見て回るのがお約束。懐かしいものや、全く初めて出会うものがあり、少しの時間ですが広島に帰ったような気持ちになります。
平均滞留時間は実に1時間(笑)。そう広いとはいえない店内に長時間いて、品物を手に取りながら行ったり来たりしている女性を見かけたらわたしかもしれません!
さて、念願の「発酵れもん胡椒」は、なんと「広島れもん鍋のもと」が大ヒットした『よしの味噌』さんの商品でした。そしてお味噌屋さんらしい工夫がしのばせてありました。
早速、その日から食卓で大活躍!
軽く塩味をつけた蒸し豚に。
ポン酢に混ぜてきゅうりともずくの和え物に。
お豆腐に、練り梅とともに(ちなみに、冷奴はお豆腐をやや室温に戻してからの方が、大豆の甘み・辛味・酸味が三位一体、より引き立ちます)。
塩レモンで味付けした鶏肉にも。
夏野菜を煮たパスタソースに。
ものすごく簡単で美味しいのは、軽く焼いたパンにバター、そこに少量載せるだけ。りっぱなおつまみになります!
ただ辛味だけを加えるのなら唐辛子で良いはず、「発酵れもん胡椒」を足すことでほのかな酸味・旨味・辛味がプラスされてほんの少量で味付けがピタリと決まるのが嬉しい。でも、入れすぎはいけません。過ぎたるは及ばざるが如し。ただの辛いタレやソースになってしまっては美味しさ半減です。
「発酵れもん胡椒」には、「糀」も使われています。ほんの少量のようですが、これが旨味をアップしてくれる秘密でしょうか。
きっとまだあまり知られていない「発酵れもん胡椒」。レモンを愛する一人としては、今後はゆずと同じぐらい、いやそれ以上に家庭に常備されるようになったら嬉しいなぁ。
※掲載情報は 2018/09/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/バスクの食旅コーディネーター
後藤初美
料理家。JSA認定ワイン・エキスパート。CPA認定チーズプロフェッショナル。国際薬膳調理師。
FFCCフランス料理文化センター、パリのエコール・リッツ・エスコフィエ等でフランス料理・お菓子を学ぶ。
大手企業にてアドミニストレーター、カスタマーサービス、社長秘書等勤務後、2010年より「フレンチスタイルの家庭料理とお菓子・食のフランス語教室ル・プティ・フール」主宰。
手軽にできて簡単美味しくヘルシーなフレンチを広めるべくレッスンを開催。同時に、旅先で悔いなく美味しいものを食べたい方のための「食のフランス語講座」を開催、旅行を計画中の方や料理留学の準備講座として好評を得ている。
毎年続けるフランスの地方巡りはもはやライフワーク。渡仏回数25回以上、延べ日数は330日超。近年は毎年美食の街フレンチバスク地方へのツアーを企画し、現地ならではの食とワインを堪能する。多数出演したBSジャパン「辰巳琢郎の葡萄酒浪漫」では、当日ゲストの選んだワインに合わせてその場で料理を作る。西洋占星術を学び、星座と食を組み合わせたパワーフードも提案する。