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禅の里で130年受け継ぐ、しみじみ美味しい「ごまどうふ」
曹洞宗・大本山永平寺。深い山間に佇む荘厳な寺社は福井県を代表する観光名所でもあります。その永平寺の御膝元で御用達として三代、「ごまどうふ」を作り続ける老舗『團助(だんすけ)』。
精進料理にはかかせない“ごまどうふ”。永平寺のごまどうふの中でも、私の一番お気にいりが『團助』さんのごまどうふです。風味豊かでやわらかな味わいは絶品!
特に好きなのは「白ごまどうふ」。厳選されたごまと葛を丹念に練って作られていて、とってもやわらかくなめらかな舌ざわり。まろやかでしっかりとしたコクと風味がありながら、上品でしつこさがなくて、するりといただけます!
特製のみそたれがまた美味しいんです!ほどよい甘辛さで、いくらでも食べられちゃいそうな、やみつきになるお味です。
濃厚な「黒ごまどうふ」も、また違った味わい。しっかりした風味とねっとりした食感、後味に少しほろ苦さが残って、みそたれとの相性も良し!白と黒、それぞれの味わいを食べ比べるのもおすすめです。
永平寺の直売店だけで食べられる「生ごまどうふ」も格別!
もうひとつおすすめしたいのが、永平寺へ向かう道中にある『團助』さんの製造蔵と直売店。
こちらの蔵で、日々、丁寧に作られたごまどうふを、併設する直売店でできたてのまま味わうことができるんです。
「生ごまどうふ」には、みそたれと小豆あんを添えて。さらに、ごまどうふの入ったぜんざいも美味!
“生”のごまどうふは、練り上げたごまどうふを冷やして成形しただけ。パック詰めをした後の過熱をしていないので、絹ごし豆腐にも似たふんわり柔らかな食感。いつもの、ねっとりした食感とは違った味わいが楽しめます。お店では温かい状態で出してくださって、ふわっと温かなごまどうふもまた美味でした!
お土産やギフト、おうちでのお茶うけなどにもピッタリの『團助』の「ごまどうふ」。
永平寺にお出かけの際には、直売店でしか味わえない「生ごまどうふ」もぜひ堪能してくださいね!
※掲載情報は 2018/09/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー、ごはんソムリエ
天谷ゆか
福井県生まれ。福井放送(株)元アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ナレーターとして活動中。
着物の楽しさと、オーガニックコットンの心地よさや大切さを伝えるため、オーガニックコットンの木綿着物ブランド「るるん」立ち上げ、デザイン、プロデュースを手掛ける。
「食」への関心も高く、NPO法人 青果物健康推進協会所属の「ベジフルティーチャー」として、食生活の向上や食育、農業支援の活動にも積極的に参加。さらに、「ごはんソムリエ」の資格を取得。ごはんを中心とした和食の良さを伝えている。
趣味は、茶道、書道(四段)、ごはんの食べくらべ、日本酒、断捨離。