健康食品として知られる納豆ですが、夏バテにも効果的な成分をたくさん含んでいることはご存知でしょうか。腸内環境を整える発酵食品で消化しやすいので、お疲れ気味の胃への負担が軽減されます。ビタミンやミネラル、タンパク質も豊富なので、基礎体力を強化するだけでなく疲労回復にも役立ちます。そんな納豆を毎日楽しむなら、調味料で味の変化をつけてみては？ 今回は納豆と合わせて楽しみたい調味料をご紹介します！

まずは、納豆づくりでこだわりをみせる茨城県の下妻の魅力をギュッと凝縮した「福よ来い」シリーズの夏限定バージョンをご紹介しましょう。山形で有名なご当地グルメの“だし”をヒントに下妻風に改良した「旨爽納豆（うまそうなっとう）」です。小さく切った夏野菜と香味野菜、それに糸こんぶのねばりとカツオだし。シャキシャキという食感と爽快な風味が涼やかで夏らしい雰囲気を演出してくれます。

納豆と同じネバネバ食品であるアカモクもまた、他の海藻と比べてミネラルの多さが群を抜く栄養たっぷりな海藻。そのアカモクを使った「あかもく醤油」は、もちろん納豆との相性抜群。「あかもく醤油」は通常の醤油と比べ38％減塩ですが、アカモクの程よいとろみと旨味成分のおかげで絡みがよく、少量で味が決まるので減塩効果も期待できます。あかもくの豊かな風味と磯の香りがいつもの納豆を一味変えてくれますよ。

ブランド名：自然食のＴＡＣ２１

商品名：あかもく醤油・あかもくぽん酢・湘南スパイシーオイル 3種セット（お取り寄せ可）

納豆に加える定番の薬味といえばネギ。ということで、化学肥料は一切使わず、有機肥料を使って、グローバルギャップという農業の国際認証を受け丁寧に作られた、葉肉の厚い、栄養価の高い、風味のよい元気なネギを使った濃厚な「葱ドレッシング」もまた、納豆とよく合うと公式サイトでも太鼓判を押されています。野菜感を感じる濃厚な葱ドレは、納豆のほかにも、冷奴や生牡蠣、ステーキソースとしても活躍します。

ブランド名：朝倉物産株式会社

商品名：あさくら農園より～ドレッシング3本セット（お取り寄せ可）

納豆と柚子胡椒の組み合わせはもうお試しでしょうか。某大手納豆メーカーも柚子胡椒納豆を販売するほど、黄金コンビといっても過言ではないパーフェクトな組み合わせです。さまざまな柚子胡椒がありますが、通常の柚子胡椒よりも塩分が少なく、ゆずが香り高い愛知の『西家（にしや）』の「粗挽き熟成ゆず胡椒」で試してみてはいかがでしょう。他の柚子胡椒に比べてピリッとした辛さが際立ち、スッキリとした後味でくせになりますよ。

今、密かに注目を集めている納豆とオリーブオイルの組み合わせ。血栓を溶かして血の流れをサラサラにする納豆に、オレイン酸を多く含むオリーブオイルを加えることで、血液をキレイにしてくれます。そこにレモンの風味が加わることで、夏のおつまみにぴったりの一皿の出来上がり。有機レモン丸ごとオリーブの実と共に絞り出した香り豊かなオリーブオイルをプラスして、ふっくらとまろやかで爽やかな納豆を楽しんでみては？

ブランド名：．Olive（ドットオリーブ）

商品名：パオラ・オルシーニ農園　レモンフレーバーオリーブオイル 250ml（お取り寄せ可）

納豆と塩昆布。こちらも合わないはずがない組み合わせです。創業昭和22年の南船場の料亭『花錦戸』でお料理の最後に出されるすっぽん鍋の雑炊に添えられていた「まつのはこんぶ」を合わせれば、おもてなしの一品へと様変わりします。北海道は道南の最高級真昆布を手作業で選別された山椒とご自慢のすっぽん出汁で炊き上げているからこその芳醇なジューシーなこんぶが旨味をプラスし、最高の納豆となるでしょう。

納豆にポン酢は言わずもがな合いますが、それではさっぱりしすぎて物足りないというわがままな方にイチオシが、福岡県のお酢と甘み・コク・うま味を感じる九州産の醤油で作ったポン酢に、昆布・鰹節・いりこ・ちりめん・小エビという海の幸を贅沢に入れた『ドレミ食品』特製の「うまずっぱい海鮮ポン酢」。ご覧の通り具だくさんのポン酢は、納豆のほかに冷奴や卵かけごはんにもうってつけ。食べ応えのある一品に変身します。

多くの納豆に付属されている“からし”。辛みと風味を加えて納豆の味わいを引き立てる調味料ですが、夏のおつまみとして納豆を味わうなら、もっとすっきりとした辛みとさわやかな風味が加わる「わさび」もおすすめです。もっとも贅沢にわさび納豆を味わうのなら、本わさびを直前におろすこと。「本わさび専用おろし板鋼鮫（はがねさめ）」なら、力を入れずに軽くきめ細やかにすりおろせ、辛味風味が鼻に伝わり食欲もそそられますよ。