カツサンド
日本橋 宇田川 住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-4-15
暑さ厳しい毎日が続いておりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?私はここのところコンサート、また久しぶりに今年リリース致しますCDのレコーディング等で慌ただしい日々を過ごしております。
今回はしばらくぶりの記事になりましたが、楽屋お見舞いで頂き、今、大ハマりしている逸品『日本橋・宇田川』の「カツサンド」をご紹介致します。
歴史と伝統が今もなお残る東京の粋な街、日本橋「三越前駅」から徒歩2分ほどの場所で、昭和42年(1967年)から続く名店が日本橋のとんかつ・ステーキの老舗「宇田川」。
風情ある佇まいに敷居が高く少々入りづらい雰囲気も感じるのですが、勇気を振り絞って暖簾をくぐると、美しく磨き上げられた白木一枚板のカウンターと、笑顔が素敵な大将が出迎えてくれます。
今回ご紹介する創業当初から常連さんの間で大人気の「カツサンド」はお土産のみで販売されている隠れた逸品。日本橋の老舗らしい上品な包装には「日本ばし 宇田川」と書かれ、その箱を開けると、ぎっちり詰め込まれた肉厚なカツサンドにお目にかかることができます。
宇田川の「カツサンド」は、サイズの大きい国産豚ヒレ肉を使用。お土産専用の逸品だけあって、冷めても美味しくサクッとした衣の食感を楽しめるよう、時間をかけてじっくりと揚げられているのが特徴のひとつ。
昔馴染みの常連さん曰く、一晩寝かしてソースとお肉の味がしっかりと馴染んでから、再度トースターで焼いて食べるのが、これまた絶品とのこと。私もおすすめの食べ方を試してみたいものですが、蓋を開いた瞬間のあまりにも魅力的なカツサンドの姿に、毎回あっという間に完食してしまわずにはいられないのです。
宇田川の「カツサンド」といえば、分厚いお肉に目がいきがちですが、こだわりは細部にわたっています。食パンは通常よりも目が細かく、しっかりした味わいの薄切りを軽くトーストしています。じっくり揚げられたとんかつには甘さ控えめの濃い目のソースが絡まり、千切りキャベツと共に挟んで完成。
とんかつといえばジューシーなロースを想像しがちですが、パンに挟むと油でぎとぎとになりやすいとのことで、宇田川ではヒレ肉を使っているそうです。一度食べればやみつきになること間違いなしの美味しさです。
お昼はロースカツやヒレカツなどの定食ランチメニュー、夜はがらりと雰囲気が変わり、ステーキをメインにしたコース等が楽しめます。店内広々としたカウンターの作りは創業当初から変わらないとのこと。次回はお店でも贅沢な逸品を堪能してみたいです。
しばらくは暑さが続きそうですが、スタミナ満点 「日本ばし 宇田川」のカツサンドを食べて、夏バテ知らずで乗り切りましょう!!
日本橋 宇田川 住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-4-15
※掲載情報は 2018/08/08 時点のものとなります。
クラシカルポップス歌手
北野里沙
18歳の時、サラブライトマンに憧れ、突如音大へ。東京音楽大学大学院修了。イタリア留学中、路上で日本のうたを歌っていたことがきっかけで、2014年「母からの手紙」でシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。2013年以降、イタリア・ロッシーニ歌劇場にてソリストデビュー、バチカン市国聖パウロ大聖堂、WBA世界チャンピオン戦国歌独唱、神宮外苑花火大会オープニングアクト、日比谷シアタークリエ「クリエンターレ」他、国内外の数多くのコンサートに出演。FMヨコハマ・ラジオパーソナリティー他。現在、読売日本交響楽団アンサンブル公演等クラシックからポップスまで幅広い活動を行う。
〈音・食・旅〉を愛するクラシカルポップス歌手。コンサートで巡る全国各地の美味しいもの・お土産の数々をご紹介致します。