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瓶を開けるだけで美味しく熱中症予防にも効果のある焼き鯖が頂け、東北の復興応援にもなる、色々嬉しい逸品
料理家の私でも、猛暑のお昼時などはキッチンで火を使うのも億劫な時があります。そのような時の強い味方が八葉水産さんの焼き鯖旨ほぐしです。私は魚のなかでも鯖が大好き。しめ鯖も鯖寿司も好き、一番好きなのはシンプルにこんがり焼いた焼き鯖です。脂の乗った鯖を強火で焼くと、皮はパリッと、身は脂がジュワッとふわふわでなんともいえない美味しさです。しかも鯖などの青魚は栄養価も高いです。けれど唯一の難が家で焼くと臭いや煙の始末がちょっとよくないこと。最近はかなり良いロースターなどがありますが、やはりしばらくは気配が残ってしまいます。
明日のお昼に食べたいな~、と思いながらも、来客があるときなどは見送ってしまいます。いつでも美味しく焼き鯖が食べたい!そんな時に東北の復興支援に熱心な友人に頂いたのがこの八葉水産さんの焼き鯖旨ほぐしです。材料を見ると、なんともシンプルに潔く、鯖と塩のみ。うーん、いいですねえ。早速に頂いてみると、まるで家で焼いてお箸でほぐしただけ、というように飾り気のない鯖の身がごろごろとあり、お味も本当にそのまんま、焼いてほぐしたという美味しさなのです。シンプルイズベスト。なにも余計な味が付いていないから味わえる、鯖を焼いただけのエッセンシャルな美味しさが嬉しいのです。
もちろんそのまま熱々のご飯にのせて頂くのも最高ですし、色々にアレンジが出来るのも有難いところ。紫蘇やごまと和えておにぎりの具にも、きゅうりや茗荷と合わせて和え物にも、生姜や葱と一緒にそうめんの薬味にも、などなどアレンジは無限大です。しかも余計な味が付いていないので、洋風、中華風にも使えるのも良いのです。今の時期のオススメは冷製パスタ。よく熟れたトマトと焼き鯖旨ほぐしを合わせてオリーブオイルと塩、胡椒、あればバジルをちょびっと加えて冷たいカッペリーニに和えれば絶品イタリアンの出来上がりです。夏休みのランチに是非お試しください。
※掲載情報は 2018/07/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。BSフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ZIP!」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず~50年の名門料理教室のベストレシピ150」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。