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WOL-ウィズダムオブライフ-
きれいのミカタ 丸めて煮沸消毒できるまな板
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今年の夏は一層暑くなる予感です。料理教室を運営していると、暑い季節になにより気に掛けることは食中毒。美味しいお料理をお教えするのは大事な仕事ですが、それと同じかそれ以上に大切なことは、安心安全なお料理の作り方をお教えすることです。食材の選定や保管などについてはみなさん比較的よく知識がおありなのですが、意外な盲点が「調理器具」です。直接食材が触れる調理器具の衛生管理はとても重要なポイントなのです。
特に気に掛けて頂きたいものが「まな板」です。まな板は管理が難しい器具なのでよくお考え頂いて選んで、管理してほしいのです。
まずは使用後に速やかに洗剤と水(お湯では菌を固定しやすくなるので避けてください)でよく洗い、速やかによく乾かすことが基本です。そしてできれば毎日、一日の終わりに煮沸除菌して完全に乾かしておくことが理想です。そのような条件を考えると、一番使用感の良い木製のものは包丁キズに食材が入りやすくて洗いにくい上、度々の煮沸除菌には耐えられないので夏場にはおすすめできません。
またプラスティック製などは洗浄、煮沸には良いのですが、食材がまな板の上で滑りやすく、包丁のあたりが固いので、刺身をひいたり、みじん切りや千切りなど細かい切り物をしたりするときに少しストレスになります。また大きな板状のまな板を煮沸するにはかなりの大鍋が必要なのも少し面倒です。
そういうわけで長年、包丁のあたりが良く、すべらずに使いやすい、且つ洗浄、乾燥、煮沸除菌が簡単にできるまな板を探していたのですが、ついに理想のまな板を見つけました。
それが『SILTEQ』の「きれいのミカタ」というプラチナシリコン製のまな板です。こちらは5ミリという厚手のプラチナシリコンなので、まな板自体が調理台にすべらずに、まな板上で食材も滑りにくいので、お刺身を引く際も何も敷かなくても切りやすく、包丁のあたりも木製なみにソフトなので気持ちよく綺麗に切れるのです。
そして肝心の衛生面ですが、耐熱温度が240度なのでもちろんグラグラ煮沸可能の上、クルっと丸めることが出来るので、フライパンや小ぶりなお鍋でも煮沸除菌が出来るのです。さらに素晴らしいことは、電子レンジにかけることでも加熱除菌ができること。除菌率は99.9%というのが有難いところです。使いやすく、簡単に煮沸除菌できるまな板で、暑い夏も楽しく美味しいお料理で乗り切って頂きたいです。
※掲載情報は 2018/07/26 時点のものとなります。
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。BSフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ZIP!」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず~50年の名門料理教室のベストレシピ150」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。