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暑い夏、食欲も落ちる季節ですが、食卓には少しでも涼を取り入れて、美味しくお食事を楽しみたいですね。
四季折々の景色が美しい日本では、衣替えと同じように、季節にあわせた食卓をつくっていました。夏は目にも清々しい竹細工という伝統工芸品で、涼を取り入れていたといわれています。
数年前から愛用している京都 嵐山にある「いしかわ竹乃店」の竹製品は、使いこむほどに良い風合になり、丈夫で重宝しています。
夏の気配を感じる頃から出番の多いこの「枝豆入れ」は枝豆の形をしていて、片方に食べた枝豆の殻を入れるようになっています。
暑い夕暮れ、冷蔵庫からビール、そして枝豆。
ちょっとした一人分のおつまみにも、お客様用にもぴったりです。
昭和10年の創業の「いしかわ竹乃店」は、京都 嵯峨野の最上質の竹材を用い、京都の茶華道諸道具などの伝統的手法を生かし、オリジナル竹製品を作っています。
嵯峨野の竹といえば、お寺に続く情緒あふれる竹道。まさにインスタ映えすることもあって、SNSでもよく見かける光景ですね。
その竹を使ったオリジナル枝豆入れもおすすめですが、わさび、生姜、柚子などをおろし金にて下ろした薬味をかき寄せる、おろしばけも便利です。
また、「本煤竹」という、竹職人が100年以上も昔の古竹を使って丁寧に仕上げたお箸も使いやすいですよ。
「いしかわ竹乃店」では、ご要望に合わせて、いろいろなオリジナル竹製品を作ってくれます。
これからも、上手に取り入れて、夏の食事を楽しみたいです。
竹の枝豆入れ 3000円(税別) オリジナルにつき参考上代
※掲載情報は 2018/07/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フラワー&テーブルコーディネーター
鬼頭郁子
「旬を取り入れた花とテーブルの教室」は、少人数制のレッスンで着実に実力が向上すると、主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒さんが通う。サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成やサポートにも力を入れる。教室運営のほか、トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。2014年、銀座5丁目にライフスタイルを彩るテーブルウェアなどの、セレクトショップ「イザベラ コンスタンチン」をオープン。著書も多数。