記事詳細
包装紙はお店の顔でもあり、商品の顔でもある一種の広告。“手土産にするなら老舗デパートの包装紙が一番!”という昔ながらのブランド力は、今でも生きています。肝心のお菓子が美味しいのはもちろんのこと、包装紙を見ただけでわくわくする気持ちは大切です。気に入った包装紙が“有名な方がデザインしたもの”と知ったときには、大切にとっておきたいと思ってしまうのでは。今回はどうりで!とうなずく逸品をご紹介します。
『資生堂パーラー』の濃厚「チーズケーキ」は、ポップでアヴァンギャルドなデザイン
老舗『資生堂パーラー』の「チーズケーキ」は“銀座アヴァンギャルド”がテーマのパッケージ。トリコロールカラーのポップなデザインは、見ているだけでわくわくしてきて、女性だけでなく男性からのウケも良さそうです。北海道産小麦粉とデンマーク産クリームチーズを使い、チーズよりチーズらしい、濃厚な味わい。冷やして夏のデザートにいかがですか。
ブランド名:資生堂パーラー
商品名:チーズケーキ 9個入(お取り寄せ可)
仏像彫刻師による特注の金型!粋な包み紙の中からは鯛焼きならぬ立体的な「鯉焼き」が出現
長野県産“高原花豆”を使った自家製餡で作る「鯉焼き」です。金型は仏像彫刻師による特注のもの。鯉が躍りだすような躍動感のあるデザインが特徴です。鯉焼きを包んでいるのはレトロで粋な包み紙。色ごとに中の餡がわかるようになっています。粋なデザインを楽しめる包み紙は、思わずとっておきたくなるほど。ゆっくりと鑑賞しながら召し上がれ。
ブランド名:垂水
商品名:日本でココだけ信州鯉焼き(お取り寄せ可)
末富2代目と池田遥邨画伯がこだわり抜いた色目“末富ブルー”が美しい「京ふうせん」
『京菓子末富』の2代目店主が、“京菓子を包むための包装紙”をコンセプトに誕生させた包装紙です。日本画の池田遥邨画伯が手がけたブルーは「末富ブルー」と呼ばれ、派手過ぎず斬新で“和”を大切にしたデザインは、グッと心を引きつけられます。
中身は焼き麩を風船に見立てた焼き菓子「京ふうせん」。パステルカラーで色合いが美しいお菓子をどうぞ。
包装紙からもレモンの甘酸っぱさと爽やかさが伝わる! 「レモンをたのしむミルフィユ」
サクッとしたパイ生地とホワイトチョコのほどよい甘み、爽やかな酸味が広がるレモンクリームが織り成す絶妙なバランスのミルフィユです。水彩画のような上品な包み紙からもレモンの爽やかさが伝わります。冷蔵庫で冷やして紅茶と一緒にいただくのがおすすめ。丁寧に包みを開けて、しばし小さな絵画に時間をゆだねてみてはいかが?
「いなり寿司」が入っているとは思えない、洋菓子店のようなデザインは鈴木信太郎画伯作
『神田志乃多寿司』の「いなり寿司」は一見、寿司店とは思えない、洋菓子店を思わせる包装紙。それもそのはず、学芸大学の洋菓子店『マッターホーン』の包みの絵で知られる鈴木信太郎画伯デザインのものです。
甘めに仕上げた油揚げにシャキシャキ食感の蓮根が入った酢飯の「いなり」と、大ぶりサイズで甘さ抑えめの「昔いなり寿司」があります。
※掲載情報は 2018/07/08 時点のものとなります。
- 3
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。