口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい

口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい

記事詳細


紹介している商品


醤油会社が作った、古式醤油とブランド米のハーモニー

近年、お煎餅に使われているお米は外国産であることをご存知でしょうか。

口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい

そんななかでこのお煎餅はあの有名なブランド米、奥出雲の仁多米を使用しています。なんて贅沢なことでしょう! 奥出雲は出雲大社のある出雲から更に内陸に入った山あいにあり、冬は雪深く初夏にはホタルが乱舞することで有名な町です。ヤマタノオロチなどの日本神話や「たたら製鉄」の里でもあります。
 
このお煎餅はその他にもおすすめポイントがとても多いので、今回は箇条書きにしたいと思います。

口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい

1:製造している会社が地元の古いお醤油屋さん

じっくり醸した古式醤油を使っています。1867年(慶應3 年)創業の150年余りの歴史ある老舗自慢のお醤油です。お醤油がいいと焼いたときの香ばしさもひとしおなのは、ご存知の通り。ケチらず、塩辛くもなく絶妙な量が塗られそして焼かれています。

 

2:高級ブランド米の「仁多米」を使用

東の魚沼コシヒカリ、西の仁多米と呼ばれている美味しい美味しいお米です。日本穀物検定協会の米食味ランキングで西日本で唯一「特A」を取得しています。山陰地方の日本海側ならではの、お米に澱粉を増やす気候、そして稲を育てる水は花崗岩を通したミネラルたっぷりな雪解け水ということで最良な環境で育ったお米です。

3:人気が高いさっくりした「おこげ」タイプ

これは私の好みなんですけど……おこげタイプのお煎餅が好きなんです。サクサクさっくりして味が染みていて。どんどん食べてしまうのでちょっと困るのですが。

4:発芽玄米をブレンド

これはよく考えたなあと感心したことでもあります。香ばしさにコクがあるというか。ひと味違うわけです。素朴なようでいて心なしか、白米だけのものよりも歯につかないというか……私は上品だと感じました。

5:地元産の青唐辛子をお醤油に漬け込んであるので奥深いキリッとした仕上がり

こういう隠し味って、必要です。工夫があるから凡庸な味にならない。私は香辛料が専門ですが、唐辛子というのは寒い土地では辛味を控えて甘みを蓄えて旨味のある味に自ら変化してゆく作物です。冬に雪深くなる土地では旨味のある唐辛子が育つのです。その効果がちゃんとでています。

 

どうですか? おすすめする理由はおわかりいただけたでしょうか。
ご自分での楽しみにも、ギフトにも、ぜひ。

口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい
紹介しているお店
井上醤油店

※掲載情報は 2018/06/30 時点のものとなります。

  • 9
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
口の中にお米と醤油の香りが残るお煎餅の逸品、奥出雲仁多米の底力がすごい
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

香取薫

インドスパイス料理研究家

香取薫

有限会社 食スタイルスタジオ 代表取締役
キッチンスタジオ ペイズリー 主宰。
1985年、ボランティアで訪れたインドでスパイス料理に魅せられ、本格的に研究を始める。さまざまな地方で本場の家庭料理を習う。料理教室は1992年創業、数多くのインド料理店主、講師を輩出。教室にはスリランカ料理とアーユルヴェーダ料理コースも併設。ポリシーは日本の気候や日本人の味覚に合う健康的なスパイス使い。
著書に『5つのスパイスで作れるはじめてのインド家庭料理』(講談社)、『家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理』(河出書房新社)、『アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体』(佐藤真紀子共著、径書房)、『『ひとりカレー かんたんレシピ45』(幹書房)、『家庭で作る本格インド料理』(マーブルトロン)、『アーユルヴェーダ・カフェ』(著・上馬塲和夫、料理・香取薫/地球丸)、『うまい、カレー。』(ナツメ社)、『チャラカの食卓 二千年前のインド料理』(伊藤武共著、出帆新社)などがある。

日本アーユルヴェーダ学会 評議員
日本香辛料研究会 会員

次へ

前へ