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手法製法は同じでも、個性が光る心温まる優しい味わい
2014年からオープンした『アトリエロンド』。友人がSNSに「ロンドの足跡」の写真投稿をしているのをきっかけにこのお店を知りました。私も友人も、共に神戸夙川の『ミッシェルバッハ』の大ファン。調べてみると、飛松シェフは渡仏当時、パリの『サダハル・アオキ パリ』でご一緒に勤務されていらした現『ミッシェルバッハ』のオーナーにお願いし、帰国後そのオーナーの元で修業されて開業された、という朗報を聞きつけ、今回はお取り寄せをして購入しました。
段ボール箱を開けると、包装紙や紙袋にかわいい猫(ロンド)がデザートを運んでいるおちゃめな姿。包装紙を開けると、透明な箱の中には、びっしりと並んだ“猫の足跡”の形をしたクッキー。真ん中の肉球の部分にアプリコットジャムやチョコレートクリームが配置され、色鮮やかに可愛らしく並んでいます。
これはお菓子好きの方にはもちろんのこと、猫好きにも喜ばれること請け合いです。
「いざ、実食!」。透明のプラスティックの箱を開けるとふんわりバターが香ります。口に入れてみると、時間をかけて丁寧に作られたクッキー生地の少し歯ごたえのある食感で、バターのコクが口いっぱいに広がり幸せいっぱい。
見た目も味わいもすべてに感動が広がる「ロンドの足跡」。
透明で中のクッキーが見えるプラスティック製のボックスなので、食べた後にも中のクッキーを眺めながら、幸せな気持ちが続きます。
材料も作り方もすべて神戸仕込みと書いてありますが、指で取って口に入れれば、飛松シェフの「こだわり」を感じる、しっとりとする生地で、まさにずっしりと美味しさが詰まっていました。
今回お取り寄せで特に嬉しかったのは、箱のなかに手書きのお礼状も同梱されていたことでした。お店の気持ちと心づくしが伝わる逸品でしたので、ぜひご紹介したいと思います。
※掲載情報は 2018/06/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
秘書
水越かをり
上場建設会社に入社後、総務、広報を経て、会長・社長の秘書として約20年担当。
「手土産」を選ぶ際、特に気を付けている「気遣いさせすぎない手土産選び」。社内でもプライベートでも手土産をお勧めする場合は必ず自分で買って試食をしたものの中から選んでいます。「味」「見た目」「コストパフォーマンス」「差し上げる方の出身地」「その方の大切にしているもの」等色々な視点で差し上げる方を思い浮かべながら、話題の新商品から老舗の伝統の味を守る品物まで、差し上げる方に寄り添った品物選びをしています。
プライベートでは現在は英会話、着物を現在習っています。どちらも個人レッスンで先生に恵まれ、仕事とはかけ離れた集中できる時間を大切にしています。長年訪れる香港の友人たちとの交流の中で、従来嗜んでいた茶道や華道に加え着付けを習い日本の伝統について英語で語り合うこと、また、世界の習慣を学ぶことも楽しみのひとつです。来たる東京オリンピックに向かい、訪日される海外の方々へのボランティアガイドをするので、一緒に日本の伝統文化の事を触れた折に日本の手土産の習慣についても説明できる日を楽しみにしています。