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お酒好きな方にも満足してもらえるケーキにも使用
NHK BSプレミアムで5月22日(火)に放送された「極上!スイーツマジック」で新作を開発しましたが、その際に様々なアイディアが生まれました。それを元にして新作を作る際に、重要な役割を担った、とっておきの素材を2回に分けて紹介します。
普段作っているケーキにもお酒は使っていますが、多くはコーヒーや紅茶などと一緒に楽しめるもの多いです。意外とお酒と一緒に楽しめるケーキがなかったのと、お酒好きな方にも満足をしてもらえるケーキを作りたいと思って生まれたのが、「ガトーフロマージュ・ブルー」です。
重要な役割でもあるチーズは、イタリアでも人気の高いブルーチーズ、「ゴルゴンゾーラ ピカンテ」を使用しています。普段から食べていたチーズでしたが、チーズの質感はやわらかくねっとりとして濃厚さがあり辛口で、数あるゴルゴンゾーラ・ピカンテの中でもお菓子にしても負けない強さがあるため、チーズケーキにした時もお酒とも相性はピッタリでした。
ケーキには、フレッシュな「ゴルゴンゾーラ ピカンテ」をたっぷりと使用しているので、初日は塩味とゴルゴンゾーラの力強い香りがしますが、日を追うごとに味に変化が生まれて、だんだんと丸みを帯びた甘味も味わえます。
チーズが熟成していくかのような感覚が楽しめる、大人のためのケーキにもピッタリです。
※掲載情報は 2018/07/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パティスリー・パクタージュ オーナー・パティシエール
齋藤由季
東京都出身。幼い頃よりお菓子づくりに興味を持ち、パティシエを志す。15歳から研修を始め、食物課のある高校に進学。卒業時に調理師免許を取得し、代官山のパティスリー「シェ・リュイ」、「パティスリープラネッツ」ではオープニングスタッフとして経験を積み、23歳で渡仏。フランス南部、モンペリエにある2つ星レストラン「Le Jardin des Sens(ル・ジャルダン・デ・サンス)」のパティスリー部門、「サブール・シュークル・ドゥ・ジャルダン・デ・サンス」、リヨンの老舗パティスリー・ショコラトリー「Rene MONTHERAT(ルネ・モンテラ)」などにて修行。合計4年間をフランスで過ごし、フランス伝統菓子を学ぶ。帰国後は、銀座「パティスリー・ミツワ」の開業に携わった後、自由が丘「パリ・セヴェイユ」に勤務。2011年より、東京・南品川『Patisserie Les Cinq Epices(パティスリー「レ・サンク・エピス」)』の開業より、シェフ・パティシエールを務め 、2013年3月玉川学園前に『patisserie PARTAGE(パティスリー・パクタージュ)』をオープン。