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一念発起し、うどんを学び、そして大盛況に
讃岐うどん、稲庭うどん、水沢うどんなど全国各地には様々なご当地うどんがあります。また、ご当地でなくても美味なるうどん店は数多し。以前はうどんというと名古屋以西なイメージが割と強くありましたが、最近は東京など首都圏にも新店が目白押し。東北も北海道も続々とうどん店がオープンしています。
そんな中、宮崎県都城市にも大評判のうどん店『ふたみうどん研究所』があります。広々とした駐車場には10時半になると続々と車が集まってくるうどん店なのです。
都城市というと宮崎市と鹿児島市の中間あたりで、「ふるさと納税日本一」にも輝いたことでも有名。もともとご主人はコンビニを20年経営なさっていましたが、一念発起し、機械メーカー『大和製作所』で学び、自家製麺でうどんを作るように。「かけうどん」「カレーうどん」などをはじめとする幅広いメニュー構成も人気の所以です。
カツオやイカ、牛、いわし煮干しなどの風味が凝縮
さて、今回ご紹介するのは「ぶっかけ」です。しかも麺じゃなくて“だし”のほう。うどん自体も高レベルなのですが、ぶっかけだしが旨いと話題になり、しかもそれを家庭でも楽しめるようにと開発されたのが「特製甘美味だし醤油」。砂糖やみりんなどの優しい甘さもいいですが、カツオ節やイカ、牛、いわし煮干し、サバ節、昆布などの旨みが凝縮していて、何層にも渡るふくよかでコクのある風味がだし醤油に溶け込んでいます。これを、本品1：水2で合わせただけで、はい、できあがり！ この手軽さも良いですね～♪ 商品は500mlなので、1回50ml使用しても10回も楽しめちゃう。通常は常温保存ですが、もちろん保存料不使用なので開封後は要冷蔵。でも冷蔵庫に入れておけば結構日持ちするのも嬉しい限りです。
※掲載情報は 2018/06/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
