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最中の皮がいつまでも湿気らない!江戸時代から続く歴史あるお店のお菓子!
専門学校や修行時代など、同年代の仲間が多くいます。よく話す仲間はシェフパティシエやオーナーなどになっている人も多く、昔の話から経営や運営、従業員のことなど、話す内容も増えてきました。
やっぱりがんばっている仲間の話を聞くと、とてもやる気になるし、仕事にもハリがでてきます。今回紹介するのは、実家の和菓子屋さんを継いで、新商品の開発や新しくお店を始めてがんばっている仲間が作るお菓子です。
山形県南陽市にある、江戸時代に創業した『菓匠 萬菊屋』さん。同級生の後藤 昌利さんが先代から後を継いでいて、昔からある和菓子の他にも、後藤さんの得意分野である洋菓子なども作っています。
中でも好きなお菓子が「NANJO da BE(なんじょだべ)」です。最中の中にサブレダマンドが入っているお菓子。もち米やアーモンドパウダーに米粉を合わせた、くせになる食感が特徴です。最中の皮も、時間がたっても湿気がなく、いつでも同じ美味しさが味わえます。
「2012年やまがた米粉食品コンクール」や「第2回やまがた土産菓子コンテスト」でも優秀賞を受賞しているとのこと。
お土産でもついリクエストしてしまう、僕が選びたい山形土産のお菓子です。
※ちなみに、「なんじょだべ」とは、置賜地方の方言で、「いかがですか?」、「どうですか?」という意味です。
※掲載情報は 2018/06/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Eclat des Jours オーナーパティシエ
中山洋平
1979年東京都出身。
ホテル日航東京などを経て渡仏し、パトリック・シュバロ(オート・サヴォワ)、アルノー・デルモンテ(パリ)で修行を行う。
帰国後、銀座菓楽(銀座)、ルエールサンク(京橋)のシェフパティシエを務め、2014年9月にオーナーシェフとして、パティスリー Eclat des Jours(エクラデジュール)をオープン。
製菓製パン業界の国内最大イベントジャパンケーキショーでは、大型工芸部門、連合会会長賞を受賞(優勝)他、各コンクールでも受賞歴多数。
オーナパティシエとしてお店に立つ傍ら、雑誌やTV、講習会などでも活動しています。