記事詳細
チョコレート王国ベルギー。世界的にもチョコレートがおいしい国として有名ですが、その理由は品質にあります。「カカオバター100％」これこそが、ベルギーチョコレートのポリシーであり、植物性油脂やパーム油を混ぜたものはチョコレートとは認められていません。現在、EUでは植物性油分を5％まで含むものはチョコレートとして認定していますが、ベルギーはあくまでも「カカオバター100％」がチョコレートというスタンスを変えていません。国全体でそのクオリティーを守っているので、その品質は世界中で認められているということです。今回は、ベルギー国内はもとより、世界中で認められるベルギーチョコレートとその作り手をご紹介します。
ショコラティエになるために生まれてきた天才の味
ベルギーで異例のスピードで「王室御用達」として認定されたチョコレートブランド『ガレー』。ガレーは、その素材にこだわることはもちろんの事、どれだけ才能を認められてもその努力を怠る事なく、チョコレートへの情熱、完璧主義、そして、絶え間ない創造性への探求心を失いませんでした。そして、常識に囚われる事なく、いつでも彼独自のスタイルを貫いてチョコレートを作り続けました。形、舌触り、味はすべて『ガレー』でしか味わえないものばかりです。
食べるジュエリー！『デルレイ』のダイヤモンドショコラ
ベルギー北部に位置する都市アントワープ発のショコラティエ『DelReY（デルレイ）』。宝石を模ったダイヤモンドショコラが人気商品です。こちらのオーナーシェフ「ベルナール・プルート」は、パリの『ルノートル（Le Nôtre）』、ブリュッセルの『ヴィタメール（Wittamer）』など名だたるパティスリーでパティシエとして修行を積み、1983年より『デルレイ』でオーナーシェフとして活躍しています。味や質感の組み合わせの開発に情熱を注ぎ、斬新さに走ることなく、繊細さと美しさを合わせ持ったおいしさに定評があります。
レストランのデザートを追求してたどりついたチョコレート
チョコレート大国ベルギーで2010年に誕生した「BbyB.」が展開する「The pure five」もシンプルながら個性豊かなフレーバーを楽しめるチョコレートのひとつです。バルト・デスミット氏が自身のレストランのデザートのおいしさを追及した結果、ベルギー北部に伝わる「バべリュット」という伝統菓子に辿り着きました。「バべリュット」がベースとなった革新的なチョコレートは彼のブランドBbyB. へと生まれ変わりました。フレーバーもとてもユニークで、伝統菓子スペキュロス風味から八角を使ったものまでその発想力に驚かされます。
※掲載情報は 2018/05/19 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。
