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料理界にも多大な貢献をするテタンジェの歴史あるシャンパーニュ
今回紹介するのは、『レストランモナリザ』でもオープン時から提供している、『テタンジェ』のシャンパーニュです。フランスで修行をしていた時から知っていて、勤めていたお店にもありましたので、自分のお店で提供するなら絶対に準備しておきたいお酒でした。
『テタンジェ』はテタンジェ家がいまなおオーナー兼経営者を務める希少な大手シャンパーニュのメゾンです。現在のオーナーは一家で日本に来るときにはお店に食べに来てくれています。また、『テタンジェ』は、料理コンクールも50年以上主催しており、多くの有名シェフが生まれています。
世界各国で予選が行われ、各国の一位が「〈ル・テタンジェ〉国際料理賞コンクール」で腕を競い合います。過去には、第18回の大会で日本人として初めて堀田大さんが優勝しました。私も日本で行われる大会に審査員として5年~6年ほど関わっており、このような形で世界的に権威のある大会に関わらせていただき、嬉しく思っております。
『テタンジェ』のシャンパーニュは種類も豊富にありますが、個人的に好きなのが「ブリュット レゼルヴ」です。複数のヴィンテージのワインをバランスよくブレンドされていて、エレガントでフレッシュな味わいが楽しめます。味も私の好きな味で、酸味が強くもなく、日本人にあう美味しさだと思います。
私の料理哲学としてお客様を喜ばせて満足させるのは、料理の美味しさはもちろん、スタッフのサービスやお店の雰囲気に合わせて、提供するドリンクが重要だと考えています。食事を楽しまれているお客様ごとに様々なシチュエーションが考えられますが、どんな状況であれ気持ちよく飲めて悪酔いさせないドリンクとして、『テタンジェ』のシャンパーニュは最適だと思っています。
大切な方と過ごす際に用意しておきたい、とっておきのシャンパーニュです。
※掲載情報は 2018/05/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
レストラン モナリザ オーナーシェフ
河野透
1957年、宮崎県出身。調理師専門学校を卒業後、「精養軒」などで経験を積み25歳で渡仏し約8年間に渡ってキャリアを重ねる。帰国後は恵比寿「タイユヴァン・ロビュション」の総料理長を3年間に渡って勤め、1997年には恵比寿に「レストラン モナリザ」をオープン。オーナーシェフとして腕を振るう一方、書籍や講演会など幅広い活動を行っている。また、出身である宮崎県の食材も積極的に使用し、食材普及の活動にも積極的に取り組んでいる。