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「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」という有名な句がありますが、このシーズンはかつおが旬!
江戸っ子は、女房を質に入れても初がつおを食べたいというくらい好きだったそうですが、そのくらいこの季節のかつおは昔から人気。
江戸ばかりではなく、高知でもかつおは年間の消費量が日本一というくらい人気で、みんな食べています。その秘密は1本釣りへのこだわりの強さ。傷んでいない上質で美味しいかつおが手に入るからだそうです。
ということで、高知からかつおのたたきを取り寄せるととても美味しいのですが、生鮮食品は食べる日程を合わせないといけないのでなかなか大変。
ですから、今回は瓶詰めの「焼き鰹の荒ほぐし」をご紹介します。
これ、かつおをオリーブオイルに漬け込んでほぐし身にしたもの。
食べてみるとちょっと塩味も効いていて、そのままでもお酒のおつまみに良いですが、サラダやサンドイッチなど、いろいろな料理に使えるのが便利。
紫玉ねぎか玉ねぎのみじん切り、パセリやバジルなどの香味野菜のみじん切り、マヨネーズで和えて、パンドカンパーニュなどに載せていただくと、すごく美味しいオープンサンドイッチになります。コーヒーというより、冷えた白ワインがより合いそう。
そんなわけで、これ、常備しておくと便利です。
※掲載情報は 2018/05/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードカルチャープロデューサー
博多玲子
東京生まれの東京育ち。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
なんとなくポルトガル語学科に入ったのと同様、大手出版社に入社。仕事をしてみたら、編集の仕事の面白さに目覚め、『LEE』『Marisol』などの創刊に携わる。以来、長年女性誌、ビジネス書などの単行本の企画・編集を手がけた後、独立。担当範囲は、食、住、旅など。
現在は、書籍や雑誌の企画編集ライティングを手がけるかたわら、玉川高島屋・玉川テラスにてエディターの目線で面白いテーマを取り上げる「博多玲子サロン」で、セミナーをほぼ毎月開催。
個人的には、人気シェフのお料理教室や、「ぐうたら料理サロン」にて自身の料理教室や食事会を不定期開催。また、企業のアドバイザーなども手がける。
今まで地方にたびたび取材や旅行に行き、素晴らしいものが埋もれていることを実感。これからは本当に役立つ地方活性に力を入れていきたい所存。
手がけた書籍:
『タニアのドイツ式整理術完全版』(集英社)
『ザ・サンドイッチ・レシピ』『HOME PARTY 料理と器と季節の演出』(世界文化社)
『りんごLovers』『まいにち、パン。』(主婦と生活社)など