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バルサミコのいいとこ取り!?ホワイトだから料理の幅も広がる
オリーブオイルと並んで人気の調味料、熟成させたワインを原料にした果実酢「バルサミコ」に、ホワイトがあるのをご存じですか?正確に言うと、白ではなく薄い琥珀色。イメージとしては、お酢の酸味を柔らかにして、果実の甘味や芳醇な香りがプラスされた感じでしょうか。一般的なバルサミコより酸味も香りもライトで、料理の色も変えないので、幅広くカジュアルに使えるのがホワイトバルサミコビネガーの魅力です。
私が指名買いをしているホワイトバルサミコビネガーは、ヨーロッパでも屈指のオーガニック・ブランド『アルチェネロ』の有機ホワイトバルサミコビネガー。有機JAS、EU有機認定商品です。高いクオリティーと安全性にしてこの価格!普段使いでがんがん使えるコストパフォーマンスの良さには毎度驚かされます。
最もスタンダードな使い方は、オリーブオイル&あらびき黒コショウとの組み合わせ。王道のサラダやグリル野菜に、白身魚やタコのカルパッチョに、イチゴやいちじく、桃、柿、オレンジなどフルーツとの相性も抜群です。
配合を気にしながらのドレッシングなんて作らなくてもOK。ホワイトバルサミコビネガーとオリーブオイル、あらびき黒コショウ、塩をかけて、待つこと1分。なじんだら全体をさっと混ぜるだけ。フレッシュで奥行きのある味わいを知ってしまうと、もう市販のドレッシングには戻れません。
私の一番のお気に入りは、ジャムとホワイトバルサミコビネガーで作る甘酸っぱいドレッシング。いちごジャムとホワイトバルサミコビネガーを2:1の割合で混ぜ、塩少々で調味。ジャムはブルーベリーやオレンジマーマレードもオススメです。
カマンベールチーズやプロセスチーズ、スモークチーズなどにかけるとたまらない!キュートな見た目で、おもてなしにもピッタリです。
お肉料理のソース使いにも活躍してくれます。ソテーした後に残った肉汁に、バターとホワイトバルサミコビネガーを加えて少しだけ煮詰めれば、極上ソースの出来上がり。ほどよい酸味と独特の香りがプラスされ、お料理をグッとランクアップしてくれます。
優秀な調味料を使いこなすのも、お料理上手への近道の1つ。まずは、いつものお酢をホワイトバルサミコビネガーに代えていろいろ試してみてください。和食や中華料理とも、意外な相性を発揮してくれますよ。
※掲載情報は 2018/04/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スペイン料理研究家
加瀬まなみ
埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。