ほっこり癒される!外見もお味も文句無しの和菓子

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和菓子には、見る人の心をくすぐる繊細さや上品さを持つものが多く存在します。そんな中でも、伝統的な技法を大切に守りながら、新しい感性で現代に発信されているモダンでおしゃれで可愛らしく、どこかほっこりと心を和ませてくれる和菓子に注目してみました。もちろん素材の良さや味わいが上質であることも重視して、もらった人、食べた人にそっと癒しを届けてくれる6品をご紹介します。

お茶を飲み終えたらパリッと食べられる!干菓子のお茶碗セット

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何も言われなかったら、普通にお抹茶を注いだ焼き物のお茶碗だと信じて疑いません。でもこのお茶碗、なんと干菓子なんです。そうと聞いてもにわかに信じがたいのですが、1度きりではなく数回使えて、そのまま食べられる正真正銘の和菓子。慶応元年から六代続く京都の老舗「甘春堂」の看板商品ですが、もとは特別な祝宴の折にだけ作られる門外不出の献上菓子として、二代目の時代に創出されたそうです。この「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」は、かじると桂皮(ニッキ)の香りと程よい甘味を感じます。しかも、お茶碗の他に、季節の干菓子などがセットになっています。和菓子好きな方やお茶をたしなむ方への京都土産としても喜ばれそうですね。祝い菓子として、おめでたいシーンの贈り物にも最適です。

使うほど手になじむ!北九州名産「小倉織」の小袋に入った抹茶飴セット はっy

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サイズ感、使いやすい形、しっかりした素材、全体的にお洒落な見た目。こんな巾着袋をもらったら、それだけでなんだか得した気分になれちゃいます。しかも中には、コロンと可愛らしい抹茶飴が入っているんです。こちらの「飴ちゃん袋」と名付けられた小袋は、武士の袴の素材として使われていた小倉織を復刻させたテキスタイルブランド「小倉織縞縞」のオリジナル商品。中身の抹茶飴は、同じ北九州市にある「入江製菓」のもの。一粒ずつ楽しんだ後は、お好みの飴ちゃんを入れて使うもよし。ポーチ感覚で小物入れとしてバッグに忍ばせるもよし。ちょっとしたプチギフトにも喜ばれそうです。

優しい色合と異なる食感の3重奏に心ときめく!「松華堂」の「季節の棹菓子」

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愛知県半田市にある「松華堂」は、江戸時代後期創業の老舗和菓子店。「季節の棹菓子」は、ふわりと口どけの良い浮島、柔らかく炊いた羊羹、伊勢芋を使ったかるかんの3種類を重ねたもので、伊勢芋のかるかんのモチッとした食感が特徴です。季節ごとのバリエーションが楽しめ、春に登場する「春うらら」はまさに春のやわらかな陽射しを思わせる色合いが素敵なひと品。ほどよい上品な甘さで、原材料は厳選した国産のものだけを使用。全国の有名百貨店や、オンラインショップからの注文も可能です。

味わって食べたい!求肥、こしあん、うぐいす粉の絶妙なハーモニー「うぐいす餅」

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夕方には売り切れてしまう「どら焼き」で知られる「阿佐ヶ谷うさぎや」。他にも定番のみたらし団子やうさぎ餅、うさぎ饅頭、季節に応じてこまめに変わる生菓子など、豊富な品揃えでついついあれもこれもと手を伸ばしてしまいます。見た目はちょっと地味ですが、薄い求肥でたっぷりのあんこを包み青豆のきな粉をまぶした「うぐいす餅」は、春に出会えるとっておきの味。潔くシンプルだからこそ、ごまかしのきかない味と素材の良さが全面に感じられ、一口で食べてしまうのがもったいないと思わせる至福の和菓子です。

透明感のあるパステルカラーと繊細な食感!形もかわいい「琥珀糖」

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「こんな和菓子があったのか!」と、見つけたら嬉しくなってしまうかわいい色と形。透明感のある寒天の表面に、シャリっと溶ける薄い砂糖の層をまとった「琥珀糖」。京都と東京の一部店舗で販売されている「鶴屋吉信」の限定商品です。通年販売のスティックタイプは、パステルカラーに合わせてミント・ローズ・カモミール・ジャスミン・ラベンダーと、ほんのりフレーバーがついています。西洋のハーブが使われているところも珍しいポイント。春にはピンク色の桜、秋に紅葉などお、季節を感じさせる色と形の限定バージョンが登場します。特別なラッピングをしなくても、そのままで絵になる洗練されたパッケージは贈り物にもぴったりです。

実は洋風和菓子だった!レモンとシナモンが香るほろほろ食感の「愛香菓」

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金沢へ旅行したことのある人なら一度は見たことがある、真っ赤な起き上がりこぼしがモチーフの「加賀八幡 起上もなか」で知られる「金沢 うら田」。その「起上もなか」と並んで地元で愛されている銘菓が「愛香菓」です。口の中でほろっとほどけていく繊細な食感は、落雁のような口溶け。なんでも、スペインの伝統菓子ボルボローネを参考にして作られているのだとか。小麦粉と砂糖、アーモンドをベースにしたサイコロ状で、レモンとシナモンの風味が爽やかな洋風和菓子です。1粒ずつパープルのグラデーションが薄紙に包まれ、楕円形のボックスに入っているところも金沢らしい上品な奥ゆかしさが感じられますね。

※掲載情報は 2018/04/21 時点のものとなります。

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