ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

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青森のリゾートホテルで青りんごジャムに出会う

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

リゾートホテルは季節でその表情を変える。通年で活況を呈するホテルは稀で、季節波動の影響を受ける施設は多い。一般的に夏のイメージである避暑地や高原のリゾートホテルは冬が閑散期だ。中には一定期間クローズするホテルもある。

 

『星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル』は青森県の奥入瀬渓流沿いに建つリゾートホテル。夏はもちろんゲストで賑わうが、冬は深い雪に覆われるエリアなことから、これまで閑散期とされてきた。星野リゾートの運営になってから状況は一変、冬期の魅力にゲストが惹きつけられている。まるでマジックを見るようだ。

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

種明かしはホテルコンセプト「渓流スローライフ」。夏はもちろんであるが、奥入瀬渓流の大自然を満喫する冬ならではのアクティビティを提案。雪と氷の景色を楽しむアクティビティや、夜の奥入瀬渓流の氷瀑ライトアップを見学するシャトルバスの運行など、奥入瀬渓流の冬を存分に楽しめると好評だ。

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

館内にも冬ならではの魅力が詰まっている。岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なラウンジの癒しは冬ならでは。渓流露天風呂は「氷瀑の湯」として知られる人気のスポット。目の前の迫力ある氷瀑が圧巻だ。ゲストを惹きつけるホテルの魅力は、アイディアひとつなのだと改めて思う。

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

滞在型のリゾートホテルはグルメも重要。奥入瀬渓流ホテルでは、是非ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」を体験したい。青森の工芸品「BUNACO」のオリジナル照明が印象的な木の温もりあふれる空間。青森の名産品「りんご」にとことんフィーチャーしたビュッフェレストランで、趣向を凝らしたりんご料理も楽しめる。

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

テイクアウトグルメも“りんご”に注目。中でも「青りんごジャム」は人気の逸品だ。風味も味わいも極上のジャムにホテルクオリティを感じる。青森県産の青りんご(王林)を100%使用しているが、ジャムにするために、あえて完熟する前に収穫している。これによりりんごの甘味が際立ち、青い色が生きるという。

ご当地青森をフィーチャーする星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの「青りんごジャム」

王林は完熟すると青色というよりも黄色になるといわれる。青りんごジャムの綺麗な青色の瓶が食卓に並んだだけで、奥入瀬のリゾートホテルを思い出す。口に含んだ風味により忘れられない旅の記憶になる。それは青のままの青森の記憶だ。

※掲載情報は 2018/04/09 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀧澤信秋

ホテル評論家 旅行作家

瀧澤信秋

ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。

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