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国産の果物を売っている八百屋です
樹に成るゼリー 美生柑
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スーパーマーケットや専門店で色鮮やかなフルーツを見ていると元気になりますね。季節によって様々なフルーツが登場しますが、出荷期間の短いフルーツもあるので旬のタイミングを逃さずいただきたいです。
年明けから出回る柑橘類のなかでは、元気をもらえるようなイエローカラーの「美生柑(みしょうかん)」がおすすめです。果汁たっぷりで苦みが少なく、食べやすいのが魅力です。
日差しやわらかい春の朝。食卓を元気にさせてくれる「美生柑」は、河内晩柑と呼ばれ、愛媛県西南端にある愛南町の名産です。
お尻がポテッとしたような形がかわいいですよね。「和製グレープフルーツ」といわれているだけあってそっくり。でも、グレープフルーツのような苦みは控えめで、爽やかな酸味や甘みがあります。糖度11~12%を基準にしているそうです。果肉がなめらかで食べやすい。外皮が厚いのも特徴的で、黄色と白のビビットな色合いがとても映えます。外皮はカットしてコンフィチュールにしてもよいですね。
晩柑なので5~6月頃まで楽しめます。主に関東に出荷されていて、高品質な「美生柑」は、千疋屋総本店や伊勢丹などの高級フルーツ売り場に並ぶほどです。
柑橘類が豊かに育つ愛媛県。「美生柑(みしょうかん)」は、愛南町の前身である御荘町(みしょうちょう)の名に由来しています。愛南町は南に太平洋、西に豊後水道に面していて、一年を通して温暖な土地です。まさに【美しく生まれそだった柑きつ】ですね。
「美生柑」と呼べるのは『マルエムフルーツアイランド』から出荷されたものだけです。愛南町で生産量全体の約半数を占めるのだとか。魚骨粉や蟹殻を全体の70%ブレンドした有機肥料を使用しているそうです。土地柄、海に囲まれているだけあって、土壌との相性もばっちりですね。
収穫の様子を見ても、太陽の光をたっぷりと浴びて元気に育った「美生柑」が美しいですよね。ただ、食べるだけではなく、現地の様子を知るとよりおいしくいただくことができます。
「美生柑」を知ったのは、いつも我が家に旬のフルーツをデリバリーしてくださっている「株式会社バンプ」のスタッフ砂田彰宏さん。大田市場から仕入れた旬のフルーツをたくさん教えていただいているので、選ぶのが楽しくなります。店頭で話を聞くよりも自宅でゆっくり会話ができるので、まるで専属のコンシェルジュさんみたい。スタッフの皆さんが収穫のお手伝いに現地に行かれていたので、画像をお借りしました。
春の食卓を「美生柑」で鮮やかに、そして元気をもらいましょう。
≪株式会社バンプ≫HP http://bumpmami.wixsite.com/category
マルエムフルーツアイランド
※掲載情報は 2018/03/30 時点のものとなります。
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。