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広島県の最先端の島へ
広島は呉へ行ってきました。
広島でも呉という場所はのどかで、そしてレモンで活気ある場所として以前より私も注目をしてきた場所です。
ippinでもこれまで2点(海人の藻塩・ウキウキレモン酒)ほど呉の食材をご紹介していますが、今回は「生塩レモン」「生塩レモンマヨネーズ」のご紹介です。生産しているのは、現地で『とびしま柑橘工房』『とびしま柑橘倶楽部』の商品開発担当として、カフェも併設しながら瀬戸内のレモンを世の中に広めるためのレモン育成や人材育成などの他、商品を作り、都市圏への拡散なども行っている秦利宏さん。地元の藻塩とコラボしたその味を自宅で食べて止まらなくなり、これは是非に!と思い書き留めています。
今回の旅は、とびしま海道をひたすら走り一番先端の大崎下島に。そこは目の前に愛媛県今治市が見える島で、この日は空気がとても澄んでいたこともあり、滅多に見ることのできない石鎚山などが見えて素晴らしい景色が広がる場所でした。
このような場所でとれるレモンは、「大長レモン」と呼ばれて世に愛されています。大長レモンは、大崎下島の豊田郡大長村(現広島県呉市豊町大長)が、明治31年に和歌山県からネーブルの苗木を購入した際、混入していたレモンの苗木3本を試植したのが始まりといわれ、その品種はリスボン系と推測されています。
秦さんはそのレモンを育てている農園で耕作放棄地を開拓し、さらにレモンの木を植える作業に励んでいます。
山のあちらこちらにレモンやみかんの木が点在し、島全体から柑橘の香りがするような場所です。そして雰囲気がとてものどかで居心地がよく、私の中でも訪問するのがとても楽しみな場所でした。
ここでとれたレモンで作る「生塩レモン」と「生塩レモンマヨネーズ」は、レモンの酸味が効いたさわやかな味。一番初めに食べた時にはさっぱり感が激しくてびっくりしました。そしてどんな食材にでもつけて食べることが出来ます。
お気に入り中のお気に入りです!
「生塩レモン」の加工も秦さん自身が行っています。私は焼きしいたけを作ることが多いので、バターと「生塩レモン」を添えてみました。
シンプルすぎて感動がないかもしれませんが(笑)、本当に美味しいのです!
「生塩レモンマヨネーズ」も同じ要領で使いことが出来て、さらにお魚などにも十二分発揮される美味しさです。
簡単すぎますからぜひお試しください。おすすめです!
大長レモンなどの広島レモン生産量は日本一!
瀬戸内の温暖で雨の少ない気候はかんきつ類の栽培適地で、その中でも広島県のレモンは尾道市、呉市,大崎下島町などを中心に生産され、日本一の生産量を誇っています。
これだけの規模の場所ですからレモンの商品は余すことなくいいものがたくさんあるのです。
広島にも色々な風景があります。
こんな広島の旅はいかがでしょうか?
ぜひレモンを求めて呉、そしてとびしま海道へどうぞ!
※掲載情報は 2018/03/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
山口真理
福岡と東京を拠点とし、カフェや企業などのメニュープランニング多数。全国を訪れて生産者と出会い、食卓をつなぐパイプ役として素材をベストな状態でスイーツに添えるレシピ提案をする。福岡県農商工連6次化産業開発アドバイザー。農家をピックアップした冊子と食材をセットで送る「ふくおか食べる通信」レシピコーナー撮影フードスタイリスト並びにメニュー開発。フードコーディネーターとして撮影スタジオでのフードスタイリングも多数。Yahoo!JAPAN「日本の定番選定委員会スイーツ101」選定人。フェリシモ商品「シリコン型お菓子の会」「ミニシリコン型お菓子の会」プロデュース。フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログSweetsBook」ポプラ社「スイーツの仕事」出版。文化放送「ピピットサンデーWakuwakuMix」出演。