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バイエルン州に位置し、ドナウ河畔に佇む美しい街レーゲンスブルクは、ユネスコの世界遺産にも登録されている中世の面影を残す都市です。この街には世界最古のものが多く存在します。現在は学生の街としても知られ、ドイツで一番クナイペと呼ばれるドイツ風居酒屋の密度が高い事でも有名です。
ドナウ川の石橋である“シュタイネルネ・ブリュッケ“は、歴史的建造物としても名高くそのたもとにあるレストラン「ヒストリッシェ・ヴルストクッヘル」は、世界最古のソーセージ屋として知られています。
もともとは、石橋を作る作業員のために作られたレストランでした。こちらの名物がブラートヴルスト(焼きソーセージ)です。外はカリッ、中はジューシーにグリルされ、ザウアークラウトとともに供されます。
また、街の名前を冠した「レーゲンスブルガー」というソーセージも有名です。ダイス状の豚肉が混ぜ込まれたスパイスのきいた、直径約4センチほどの太いソーセージです。レーゲンスブルクのレストランで”ヴルストザラート”(ソーセージサラダ)を野菜サラダのつもりで注文するのであれば要注意です。なぜなら、このメニューはレーゲンスブルガーを輪切りにしたものをお皿に乗せた、野菜がほとんど入っていない一品だからです。
食べ応えがあるレーゲンスブルガーは、パンに挟んでもポトフなどに入れてもおいしいです。食感、風味ともにとてもバランスのとれた万能ソーセージといえます。
今回は広報文化担当行使付アシスタントのフェリックス・フレーリッヒさんにお話を伺いました。
※掲載情報は 2018/03/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ連邦共和国大使館
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本におけるドイツ政府を代表する機関です。ヨーロッパの中心に位置しているドイツと日本は、去る2011年、外交関係を樹立してから150周年という節目を迎えました。そして、今後も互いに両国が協力し合いながら、現在の友好関係を保ち、またより深めながら手を取り合って未来へ向かっていこうという思いをこめ、「ドイツと日本-ともに未来へ」というモットーの下、日本の皆さんにより深く、広く、ドイツを知ってもらうべく、様々な形で活動を行っています。こちらのサイトでは、ドイツの伝統や郷土・食文化についてお伝えします。