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おいしいものをたくさん食べたいけれど、健康が気になる今日この頃。なるべくなら体に取り入れる食材も、健康を意識して選びたいところです。そこで気になるのが油。歳をとるたびに油っこいも胃に重たい気がして、沢山食べたくても食べられなかったりしますよね。そんな方は「お酢」を取り入れてみてはいかがでしょうか?油っこい料理をすっきりさっぱり食べられるお酢も、こだわりのものを選べばさらに美味しくいただけます。もちろん、炭酸水などで割って飲むのもおすすめです。自分にあったこだわりのお酢を選んでみましょう、
話題の酢!健康長寿の島に伝わる神秘の「かけろまきび酢」
お酢には米酢、玄米酢(黒酢)、黒酢香酢(こうず)をはじめ、果物から作られたリンゴ酢、バルサミコ酢、ざくろ酢(紅酢ホンチョ)、ワインビネガーなどさまざまな種類があります。数あるお酢の中で、奄美の「長寿食文化」から生まれた「かけろまきび酢」はさとうきび100%で完全無添加、静置発酵法の天然醸造酢です。さらに、菌類の添加は一切せず、加計呂麻島にのみ浮遊する酢酸菌・酵母菌で自然発酵した日本で唯一のお酢で、ハチミツや黒糖、炭酸と合わせてきび酢ドリンクとしても、また料理の隠し味としてもおすすめです。
世界遺産「熊野古道」で育まれる貴重なお酢「神酢」
神様の地・三重県の熊野にある蔵元で、昔ながらの静置発酵法でじっくりと月日をかけて作られている「神酢」。静置発酵とは、昔ながらの木桶で、120日以上かけて自然の力で発酵し、熟成したお酢のことです。この静置発酵でお酢を作っているところはなんとたったの2%だそうで、さらに昔ながらの木桶を使って醸造しているところは1%未満なのだとか。ゆっくり発酵、じっくり熟成、古式静置発酵による100%天然のお酢は芳醇でまろやかな旨みがあります。
料理人が愛してやまないお酢がある。茨城県生まれの「割烹酢」
茨城県結城市にある創業から200年以上の老舗『蔵元小田屋』が醸造する「割烹酢」は、お酢好きならそのまま飲めるかもしれないほど柔らかい酸味が特徴です。『蔵元小田屋』の割烹シリーズは「醤油」が特に有名で、アメリカ・ヨーロッパ・アジア諸国でお醤油の「ロマネ・コンティ」と評価されるほどなのだとか。伝統を受け継ぐこだわりと変わらない味は世界の一流シェフにも愛用されているそうで、酢の物以外にも、ドレッシングのベースにも使うことができます。
幻の酢「玉姫」で作るタラゴンビネガー
京都北野にある小さなお酢屋さん斉藤造酢店の「玉姫」酢は、小規模な製造ゆえに出回ることが少なく、「幻の酢」ともいわれているのだとか。京都北野の店は、昔は一升瓶持参で買いに行く様な雰囲気だったそう。この玉姫酢にタラゴンという古くから料理や民間薬として用いられている、ヨモギのような香草を漬け込むと、タラゴンビネガーとして料理に活用できるだけでなく、胃腸の働きや、消化不良が気になる方にもおすすめなのだそう。
あらゆるお料理の基盤に!京都の「千鳥酢」
京都の「千鳥酢」は、米と熟成した酒粕から仕込み、技を駆使して醸造された米酢です。まろやかな味とかおりは素材の持ち味を引き立て、料理にはなくてはならない調味料として有名料亭、寿司屋などで愛用されています。原材料は米、酒粕、アルコールのみで至ってシンプル。 昔ながらの本物のお酢です。味は酢特有の突き抜ける酸味がなく、まろやかで奥深く、上品で混じりけのない、安心できるお酢です。ぜひ一度そのまま飲んで風味を確かめてみましょう。
※掲載情報は 2018/03/01 時点のものとなります。
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