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今が旬のイチゴを使った「いちご大福」は、期間限定のものも多く、毎年この季節を楽しみにしている行きつけのお店がある人や、以前から気になっているお店に今年こそは行ってみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ippinで紹介されている名店の「いちご大福」を徹底比較! 使っているいちごの品種、餡のタイプ、おもちの厚みやサイズまで、それぞれの特徴をご紹介します。あなたはどのお店のいちご大福がお好みですか?
季節によって品種を変えて販売!厳選された大粒いちごが人気の理由「翠江堂」
隅田川のほとりにある和菓子店「翠江堂(すいこうどう)」の「苺大福」は、昼過ぎには売り切れてしまうこともある人気商品。しかも夏場を除き、通年販売されているのも嬉しいポイントです。こちらで使われているいちごは季節によって変わるので、この品種とは一概に言えません。でもどの品種でも共通しているのが、その大きさ。大粒のいちごを厳選し、その存在感が際立つよう薄めのこし餡と、とろけるようにやわらかいお餅で包まれているのが特徴です。しかも、いちごの大きさだけではなく、その甘さにも驚く人が続出しているのが人気の理由です。
真っ赤なおへそが特徴!「南青山まめ」の「あまおう 苺大福」
知る人ぞ知る人気和菓子店「南青山まめ」。週に4日しか営業していないこともあり、お目当ての和菓子をゲットする難易度は高めですが、一度食べればファンになってしまうのも納得の、丁寧にひとつひとつ手作りされた和菓子が店内に並びます。毎年11月中旬頃から登場する「あまおう 苺大福」は、いちごを縦に置いて小豆あんと薄めのお餅で包んだ、こんもり丸いおまんじゅう型。真ん中にはいちごの先の赤い色がほんのり見え隠れしています。ジューシーなあまおうと上品な甘さのあんのハーモニーは絶品。確実にゲットするなら午前中がおすすめです。
黒豆のお餅と粒あんに真っ赤ないちごが映える!「大角玉屋」の元祖「苺大福」
昭和60年に3代目の発案によって商品化されたのが元祖と言われる「大角玉屋」の「苺大福」。こちらの苺大福の特徴は、今ではちょっと珍しい豆大福タイプであること。中のあんはつぶ餡で、ツブツブした食感の後にいちごのジューシーさが広がります。良質な国産素材にこだわり、保存料など添加物は一切不使用。手に持つとずっしり、あんの甘さといちごの酸味のバランスが良く、いちごに届くように一口かぶりつけば、口の周りに白い粉が着くのもご愛嬌。食べ応えがあるので、甘党の男性への差し入れにも喜ばれます。
開店前から行列ができるのは当たり前!薄い求肥と白あんに包まれた「いちごの雫」
世田谷区上北沢駅の近くにある和菓子店「静花(しずはな)」の名物は、「いちごの雫」という名前のいちご大福。毎年冬から春にかけて、小さなお店の前には朝から長蛇の列が出現する大人気商品です。「いちごの雫」の特徴は何と言っても、中のいちごが透けて見えるくらい薄い求肥と白あんで包まれているところ。口に含むとあまおう苺のジューシーさが広がり、まるでいちごそのものを食べているかのような感覚が楽しめます。でもやはり、この美味しさは薄い求肥と餡あってこそ。みずみずしいあまおうは博多から直送されているのもこだわりです。いちごの季節が終わる前に、ぜひ一度味わってみたいものです。
極限まで薄く延ばした薄皮のようなお餅!「松福堂正一」の「いちご大福」
「松福堂正一」のいちご大福は、お餅の薄さが特徴です。真っ赤ないちごの甘さやジューシーさを、どこまでも引き立てることに成功しているのが、この薄く柔らかなお餅。それに対してあんは厚めなので、指で触ると指が埋まるような感覚を覚えます。お餅をここまで皮のように薄く延ばすのは、まさに職人のなせる技。しかも白あんや粒あんなど、あんにバリエーションがあるので、自分好みの組み合わせを選べるのもポイント。もちろん、食べ比べを楽しむのもおすすめです。
お餅の中から顔を出す真っ赤ないちごが愛らしい!「赤坂 青野」の「いちご大福」
最後にご紹介するのは、こちらも超有名店の「赤坂 青野」。こちらの「いちご大福」は、こしあん入りの大福に切り込みを入れて、真っ赤ないちごを挿し込んだタイプ。形の可愛らしさもさることながら、やはりあんの上品な甘さといちごの酸味のバランスが秀逸です。お餅は肉厚なので、もちもちしたお餅の食感を愛する人にもおすすめです。
※掲載情報は 2018/02/17 時点のものとなります。
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