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苦節30年!国産唯一の本格熟成キャビア
高級食材として知られるキャビア。実は国産のものがあるのをご存知でしょうか。宮崎県では、1983年に国内初となる国産キャビアの生産を目指し研究に着手。30年という年月を費やして、チョウザメの養殖から生産までを行うようになりました。安全で美味しいキャビアを作るため、薬品を一切使わず、専用飼料で何年もかけてチョウザメを育てています。世界のキャビアの約90%がカスピ海沿岸で生産されていますが、最近は乱獲や密猟の影響もあり、チョウザメの養殖が注目を集めています。
キャビア本来の味って?
キャビアって塩っぱいイメージがありませんか?輸入品のキャビアの塩分は5〜8%ですが、この宮崎キャビアは3%と低いんです。低塩なのは国内生産ならでは。また、数ヶ月間熟成させてから瓶詰めを行っているのも特徴のひとつ。口にすると、とても柔らかでクリーミーなのに驚きます。そしてレア(生)感がありつつも、少しカラスミにも似た、熟成させた深い味わいがするんです。「キャビアってこんな味だったのか!」と改めて感じるに違いありません。
大人気『獺祭』のレア酒とコラボ
2015年お正月明けに限定発売されたコラボ商品があります。多くのメディアで取り上げられ、海外でも大変人気のある日本酒、山口県・旭酒造の獺祭(だっさい)と宮崎キャビア事業協同組合がタッグを組んだ、『MIYAZAKI CAVIAR 1983 Premium 20g +獺祭 磨き その先へ』です。『磨き二割三分』という、磨き抜かれた山田錦(23%精米)で仕込んだ純米大吟醸酒があるのですが、「それを超えるもの」というコンセプトで生まれたのが、この『磨き その先へ』。『獺祭』の繊細な味わいと、程よい塩分とまろやかな『宮崎キャビア』は相性抜群!今後こういった商品が日本の食文化をさらに発展させるかもしれませんね。売り切れ必至の組み合わせに大注目です。1月5日から獺祭Bar23(東京・京橋)で店頭販売開始をしてますが、数量限定となっているので、気になる方は是非お問い合わせを!
※掲載情報は 2015/01/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ご当地グルメ研究家/リサーチャー/日本外食リサーチ&PR協会
椿
日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。
テレビ番組、WEB、雑誌、イベントで、地域の食や最新グルメ情報のリサーチ・取材・寄稿・レシピ提供・情報発信などを行っている。
2013年より気仙沼の海の中に純米酒を沈めて熟成させる「海中貯蔵プロジェクト」を行う。