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愛らしい宝石箱を開ければ、なめらかな舌触りのスペシャルな生クッキーが並ぶ
「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」という言葉もあるほどに、ウィーンを代表するお菓子メーカーであるデメル。ザッハトルテやソリッドチョコ、スミレの砂糖漬けにいたるまで、中身もさることながら、箱の愛らしさも含め、どれも愛してやまないものばかり。だけれど、私は、少し特別な日や大切な人を喜ばせたい時に購入するのは、生クッキーと決めている。
おとぎ話に登場しそうな宝石箱を開ければ、様々な形の小さなクッキーが二段に渡り、ところ狭しと敷き詰められている。そして、クッキーはクッキーでも「生クッキー」。一つ一つがまるでボンボンのように凝っており、箱の中には一つとして同じ味は無い。
ジャム、チョコ、シナモン、洋酒、ピスタチオ、パイ生地…どれもこれも口の中に入れた瞬間、さくふわほろりと崩れゆき、麗しい旋律を奏でてくれる。流石はウィーンのお菓子だと感服するばかり。大切にとっておきたい可愛らしい見た目と贅沢な風味と裏腹に、数日間のうちに食べ切らなければならない儚さも乙女心をくすぐります。濃密で濃厚な舌触りは、一度食べると忘れられないような口福をもたらしてくれるはず。
10個入と20個入があります。10個入の入荷日は水金日ですが、予約が確実です。20個入は、予約販売のみです。予約は1週間前までに済ませておくのが好ましいです。
※掲載情報は 2015/01/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
美容ライター
前田紀至子
新潮社雑誌nicolaの専属モデルや光文社雑誌JJのライター、読者モデルを経て、現在はフリーライターとしてビューティ記事を中心に、競馬、食、ファッションなど幅広く執筆中。その傍ら、テレビ東京モノイズムなどのテレビ出演も。