400年愛される銘菓!素朴な甘さと歯応えがやみつきになる越前大野の「けんけら」

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手でねじった形も可愛い。きな粉の風味豊かな亀寿堂の「けんけら」

もうすぐ節分!ということで、私の大好きな、昔ながらのきなこのお菓子「けんけら」をご紹介します。

400年愛される銘菓!素朴な甘さと歯応えがやみつきになる越前大野の「けんけら」

“天空の城”として話題の越前大野城。 この城下に広がる福井県大野市の伝統銘菓が「けんけら」です。きなこの香ばしさと素朴な甘み、カリッと堅い歯ごたえが美味しい、古くから愛され続けるお菓子です。

 

昔は市内の多くの菓子店で作られていましたが、今では、その味を受け継いでいるお店は数店舗なのだそう。

 

こちらは、越前大野城のほど近くにある明治20年創業の老舗菓子店『亀寿堂(きじゅどう)』の「けんけら」。 お城と大名行列が描かれたレトロな雰囲気のパッケージもほっこりします。

 

ちなみに、ちょっと変わった「けんけら」という名前。その由来は諸説あるようですが、大野の藩主が家臣から献上された甘く歯ごたえのよい菓子を気に入り、「堅い菓子を作る家来は、心も堅いこと(=忠実)であろう」と、“堅家来(けんけらい)”と名付けたという説が有力なのだそうです。パッケージの絵も納得ですね。

400年愛される銘菓!素朴な甘さと歯応えがやみつきになる越前大野の「けんけら」

「けんけら」の作り方は、水あめと砂糖を煮詰め、きな粉を混ぜて1mmほどの薄さにのばします。 切り分けたら、ひとつひとつ手作業でねじってできあがり。『亀寿堂』の「けんけら」は、きな粉に加えてすりごまも入っていて、より奥深く香ばしい味わいに。

 

カリッポリッと堅さのある食感と、噛むほどに広がるやさしい味わいに、ついつい手が伸びてしまうやみつきお菓子です! お値段も手ごろで日持ちもよいので、いつものおやつにも、ちょっとしたお土産にもオススメですよ。

けんけら

亀寿堂 住所:〒912-0081 福井県大野市城町2-11 電話:0779-66-2510

※掲載情報は 2018/02/01 時点のものとなります。

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キュレーター情報

天谷ゆか

フリーアナウンサー、ごはんソムリエ

天谷ゆか

福井県生まれ。福井放送(株)元アナウンサー。現在はフリーアナウンサー、ナレーターとして活動中。
 
着物の楽しさと、オーガニックコットンの心地よさや大切さを伝えるため、オーガニックコットンの木綿着物ブランド「るるん」立ち上げ、デザイン、プロデュースを手掛ける。

「食」への関心も高く、NPO法人 青果物健康推進協会所属の「ベジフルティーチャー」として、食生活の向上や食育、農業支援の活動にも積極的に参加。さらに、「ごはんソムリエ」の資格を取得。ごはんを中心とした和食の良さを伝えている。

趣味は、茶道、書道(四段)、ごはんの食べくらべ、日本酒、断捨離。

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