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年月とともに、美味しいもの、本物にも数多く触れてきた40代以上の大人世代だからこそ、懐かしいと感じ、その魅力に気づいてくれる。そんな手土産を集めてみました。昔から変わらぬ見た目と味を守り続ける、シンプルながら丁寧に作られているパンやお菓子、お寿司など、記憶の中に何かしら引っかかるノスタルジックな魅力を放つ商品をご紹介します。
お出汁たっぷり!人形町の老舗「鳥近」の味わい深い「玉子焼」
日本橋人形町にあり水天宮駅にほど近い「鳥近」は、もともと鳥料理店としてスタートしたお店。新鮮な焼き鳥各種、肉厚な手羽先などがテイクアウトできます。そして何より、訪れる人たちのお目当てが「玉子焼」です。代々伝わる秘伝のだしを使い、こだわりの卵を使ってジューシーに焼き上げる甘い玉子焼で、ごはんのお供としてはもちろんのこと、お酒のおつまみにもぴったり。手土産として渡せば、その日の夕食のおかずのもう一品にもなりますし、晩酌のお供としても活躍。お菓子が定番だからこそ、玉子焼の手土産はインパクトがあり、きっと喜ばれること請け合いです。
シンプルながら昔懐かしい!「神田志の多寿司」のカッパ巻と稲荷寿司の詰め合わせ
1902年(明治35年)に東京・九段坂で創業した「神田志の多寿司」。こちらでお土産としても人気の「しのだのり巻きお詰め合わせ」には、当時から変わらない昔ながらの味わいの稲荷寿司と海苔巻きが入っています。キュウリの細巻きと一緒に詰められている、しっかり色のついた稲荷寿司は、甘さが強いのが特徴でコクのある味わい。渋目の日本茶や日本酒、しっかりした味わいなのでウィスキーのつまみとしてもいけるのだとか。レトロな包み紙もノスタルジックな雰囲気です。
ランチに行きそびれた上司に!時間が経っても美味しい「コロッケパン」
銀座の歌舞伎座に近い「チョウシ屋」の名物は、昔ながらの「コロッケパン」。食パンにコロッケを一つ挟んだだけの、いたってシンプルなコロッケのサンドイッチです。お店のロゴが印字された包み紙にくるみ、輪ゴムをかければ出来あがり。具材はコロッケのみ、という潔さですが、マスタードがいい感じに効いて食欲をそそります。少し時間が経っても、食パンとコロッケが一体化して出来たてとは違った美味しさが楽しめます。
厚めの皮にたっぷりのあん!ずっしり重い「かしわや」の「今川焼」
世田谷線「三軒茶屋駅」直結の「かしわや」は、立ち食いそば店に併設されている今川焼のお店。味は定番の小倉、クリーム、チーズクリームのほか、季節限定ものも随時登場しています。だ。シンプルな紙袋に入れて手渡されるのも昔ながら。手に持つとずっしりと重く、厚めの皮の内側にあんが目一杯入っています。味が見分けられるよう、表面には「おぐら」「クリーム」などと焼印が押してあります。もっちりした歯ごたえが楽しめる、米粉を使った「白い今川焼」が水曜日限定で登場。その場で食べるのが最上とはいえ、手土産にするなら、まだほんのり温かさが残るうちに手渡したいですね。
懐かしい記憶の味がここに!“らしさ”が詰まった「みはし」の「あんみつ」
上野広小路に本店があり、最近では東京駅の地下にもお店のある甘味処「みはし」。こちらの「あんみつ」は、昭和23年の創業以来の看板メニューとなっています。北海道十勝の小豆を使用したあんこは、銅製鍋に直火で煮たもの。沖縄波照間島の黒糖、北海道上富良野産の赤えんどうなど、寒天や求肥に至るまで、全ての具材にこだわりがあって完成されています。持ち帰り用の「あんみつ」は390円(税抜き)とお手頃価格。世代を問わず愛される味わいですが、日頃このような甘味をあまり食べる機会のない大人世代ほど、懐かしく感じ、喜んでくれるのではないでしょうか。
「デラックスケーキ」という名前にもレトロ感溢れる!和歌山の人気菓子
地元和歌山では超有名な「鈴屋」の「デラックスケーキ」は、四角いブロック型のレトロなパッケージに包まれた、真っ白なケーキです。表面はなめらかなホワイトチョコレート、2枚を重ねたスポンジは、しっとりカステラのような味わい。間には鈴屋オリジナルのジャム状のペーストが挟まれています。和菓子店ならではの、和洋折衷のお菓子なので、コーヒー、紅茶から日本茶まで、合わせる飲み物を選ばず楽しめます。甘いものをあまり食べない人でも食べられる、ひかえめな甘さ。レトロでどこか懐かしく、そこが逆に新鮮な、手土産にもぴったりのスイーツです。
※掲載情報は 2018/01/30 時点のものとなります。
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