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例えるならまるで100%果汁のオリーブジュースみたい!酸度が低く、ポリフェノールたっぷりの究極のエキストラバージンオリーブオイル
2017年11月初旬に香川県三豊郡のアライオリーブさんが開催しているオリーブの収穫祭にご招待頂き、再会した「エキストラバージンオリーブオイルJAPAN」そのクオリティ―があまりに素晴らしかったのでご紹介いたします!
実は10年位前に小豆島在住の知人より「小豆島でオリーブオイルを作り始めたから味見をしてみてください。」と言われ、その時は値段のことも分からず「国産の割には美味しいな。」という印象でしたが、まだまだ国産オリーブオイルが評価されていない時代だったこともあり、さほど興味ももたないままそのまま時は流れたのですが、今年収穫祭に行って改めて、搾りたてノンフィルター新油が185gで21,600円(税込)という価格を知り驚きました。また、品質の素晴らしさと、生産者荒井さんのオリーブオイルに賭ける熱意と、そして、とにかくきれいな色が印象的で、美しいエメラルドグリーンに輝くアライオリーブにびっくり大興奮の収穫祭となりました。そして、2017年度度ノヴェッロオイルはこの値段にして瞬く間に完売したこともアライオリーブの魅力を知ることとなりました。
私は、オリーブオイルテイスターの資格を持っているので今まで、様々なオイルを試飲してきましたが
香りと味を度外視して、ここまできれいな緑をしたオイルは見たことがありません。本当にうっとりするぐらい美しいエメラルドグリーンに心奪われてしまいます。
アライオリーブの美しい緑色と高値の秘密は。。。
やっと青く色づく前の若くて元気な果実のみを一粒一粒手摘みで収穫し、少しでも熟しかけた実は決して使わないから、限りなく美しいグリーンに仕上がるそうです。そして青い実は赤く熟しかけた実に比べ搾れる油の量が極めて少ないため、ほんのわずかしか絞れず、価格も高くなってしまうのだそうです。
本当に油なの??と驚くぐらいに青々しく草原の香りが広がります。、フレッシュでオリーブジュースのようにフルーティーで酸度が0.07%しかないオリーブオイルはとても希少です。
「どこにも負けない上質なオイル」は、買ってもらうために価格を決めているのではなく、この価格でしか生産できないので、そのクオリティ―を納得して買ってくれる方にだけ使って欲しいのだそうです。やはり高い商品には訳があるのです。人間の手間暇、機械の良しあし、すべて価格に反映されてしまいます。高額なオイルになるけれど、とにかく荒井さんは本物のオリーブオイルの味をわかってくれる人のために作り続けているのです。
一般的には販路は狭くて、デパートの外商のお客様や健康志向のドクター関係の間で広まり始めたようですが、評判が広がり、今年からは、数店のデパートの売り場での取り扱いがはじまり、
また、海外では、シンガポールやドバイの富裕層にも大人気で注文が沢山入るとのことです。
実際に185gで12,960円(税込)なので、世界でいちばん高いオイルといっても過言じゃないかもしれませんが、この値段だからこそ認める方のもとにどんどん販路は広がっている様子です。
とても早積みなので、いただくととてもピリピリした刺激があり、のどにはじけるような刺激を感じ何とも言えない美味しさ!それがポリフェノール量が多い証です。
とても希少なオリーブオイルのおすすめの食べ方は、塩とこのオイルだけでいただくローストビーフ。肉の動物性脂肪を上質な植物性脂肪が洗い流してくれるイメージ。肉が驚くほどあっさりといただけオリーブオイルの草原の様な香りが口いっぱいに広がり肉本来の旨みをひきあげてくれます。
また、卵が入っていないミルク分が強いアイスクリームや、冷奴、卵かけごはんにもいいですね。もちろん、バゲットにたっぷりと‼!パンとの相性は最強です!
今、国産のオリーブオイルはたくさん出回っていますが、10%だけが小豆島産のオイルで、後は安価なオーストラリアやニュージーランド産とブレンドされているものが多いようです。でもこちらの「アライオリーブ」さんは、瀬戸内の小豆島と香川県三豊で育った、ミッション種の若いオリーブの果実を一粒一粒丁寧に手摘みして収穫し、100%香川産オリーブを使用!収穫後6時間以内に採油、酸度0.07%(酸価0.17)を実現しています。(2014年秋搾油)
こだわりの独自の採油方法のため、通常の約1/3の量しか採れないので、価格は高くなってしまいますが、オイルのためにできることすべてを頑固に貫いたこだわりのオイルです。『本当のオリーブの実の味と香り』を知ってもらう為、荒井さんは酸度と品質にとことんこだわり続け、香川の地で30年間オリーブと向き合って今日も頑張っておられます。そんな荒井さんが作る究極の本物のエキストラバージンオリーブオイルをぜひ一度味わってみて下さい。
※掲載情報は 2017/12/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
オリーブオイルテイスター
米原ゆかり
国際線客室乗務員として世界各国を訪問。退職後はその経験をもとに、岡山の自宅サロンにて独自の料理やお菓子、お茶のアレンジを生み出し、食を通じて異文化を紹介することに専念。その後、衣食住すべてのプロトコールを伝授するため、プリンセスプロトコールマナースクールを開講。お料理を通じてわかりやすくマナー(思いやりの気持ち)を伝授することに専念。
ホテルとのコラボレーションセミナーを立ち上げたり、大学食文化学科にて外国の食文化やマナーに関する非常勤講師、企業向けのセミナーも多数経験。テレビやラジオのお料理やマナーのコーナーに講師としての出演も多数。2013年より東京に拠点を移し、イタリアでの料理修業、オリーブオイルの鑑定士になるためのトレーニングを行い、2015年世田谷桜新町に本当においしく体に良いものだけを集めた輸入食材店 カーサ・アンジェリーナを開店。東京、岡山の2拠点で食のプロとして本物だけを発信中。<オリーブオイルに関する資格>O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスティング適性能力認定 日本オリーブオイルテイスター協会会員
O.N.A.O.O.オリーブオイルテイスター機構会員