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招福楼丸の内店にお食事に行ったとき、素晴らしいお料理に心もお腹も満たされていたところ、最後にお茶づけがでてきた。
もう、お腹いっぱい、…いらないわ。
白いご飯のうえに、ウナギの山椒煮がのせられて、ほうじ茶がそえられている。
だし汁でもなく、緑茶でもない。
ほうじ茶をかける訳を聞くと、緑茶では苦味がでて、山椒の香りを邪魔するという。
ふぅーん・・・、香ばしいほうじ茶をごはんにかけると、山椒の香りが立ち、
嗅覚が刺激される。
その香りに誘われて、まだいけるわと、お茶づけをほおばった。
しっかりしたお味の鰻の美味なこと、山椒の香りが癖になる。
ほうじ茶と山椒と鰻煮のハーモニーがお口の中で広がった。
確かに、だし汁はなく、緑茶でもなく、ほうじ茶がいいと、ひとりで納得!
あまりの美味しさに、それまでの料理を忘れそうになった。
早速その鰻山椒煮を、(お店でも販売されていたので)お土産に持ち帰った。
それから、我が家の永久保存版の「おいしいもの手帳」に招福楼の鰻山椒煮は加えられた。
何もなくても、白いご飯とこれさえあれば、私の最高の食卓になる。
最近では百貨店でも販売されているし、ネットでも手軽に買える。
高価なものだが、年末年始の贈り物に最適!
これは味の違いの判る人に差し上げたいイッピン。
※掲載情報は 2017/12/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ファッション&ライフコーディネーター
宇佐美恵子
モデルを経てファッションコーディネーターに。現在、ファッションを軸に、エイジングスタイル コンシェルジュとして、キレイに年を重ねるための、それぞれの方にあったエイジングスタイルメニューをご提案、サポートしています。またそれぞれの年齢を快適に過ごすための商品開発にも参加。
正しい姿勢と歩き方を身に付けることで、美しいスタイルと、老いにくい体を手に入れることができます。「エイジレスウォーキング」レッスンも開催。
食べることはキレイに直結しているという考えのもと、食にも多いに興味があり、講師を招いて不定期な料理教室開催。名誉ソムリエ、タスト・フロマージュを受賞。
2009年4月から2015年3月まで織田ファッション専門学校校長。現在も織田ファッション専門学校・きもの専門学校の特別講師。
エッセイスト 只今11冊目の本を執筆中。