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クリスマスが終わると一気に加速する師走の空気。年末年始の連休は帰省してお正月は地元でゆっくり過ごすという人も多いかもしれません。帰省するときに欠かせないものといえば手土産。毎年のことなのでもうネタ切れ！という人に向けて、今回は編集部が選んだ帰省にぴったりな手土産8選をご紹介します。エリアは老舗もトレンドも集まる街・東京にしぼりましたので、どこに差し出してもハズレのないものばかりです。
東京駅限定！老舗『とらや』が手がけるスタイリッシュでモダンな羊羹
老舗の和菓子といってまず思い浮かぶ『とらや』の羊羹。百貨店でも手に入りやすい名品ですが、注目したいのは東京ステーションホテル2階『TORAYA TOKYO』で買えるこちらの限定品。東京駅舎のモダンなデザインはパリ在住の画家P.ワイズベッカー氏が描きおろしたものなのでレア度も満点。ひと口サイズの食べやすさも喜ばれます。
皮とあんこのバランスが絶妙！老舗ならではの品格漂う『うさぎや』のどらやき
どらやき好きなら知る人ぞ知る東京の名店『うさぎや』。100年以上の歴史がある老舗の和菓子屋で、芥川龍之介や永井荷風など数多くの文化人に愛されたことでも知られています。手に持ったときにずっしりくるホワホワで分厚い生地は、食べてみると表面がサクッとした意外な食感。なめらかな粒あんには、北海道・十勝産の小豆を使用し、丹念に粒をより分けて煮たあと2日間じっくり寝かせて仕上げているのだそう。手土産にすれば鼻高々ですね。
正統派のおもたせに！知る人ぞ知る銀座の名店『かりんとう たちばな』
銀座8丁目の角に佇む明治42年創業の『かりんとう たちばな』。創業以来伝統の味を継承し、かりんとうには黒砂糖ではなく白砂糖ベースの蜜を使用してコーティングをしているこだわりよう。表面は艶のあるきれいな黄金色で、種類は細めの「さえだ」と太めの「ころ」の二種類を用意。味は同じなのに、太さが変わるだけでガラリと違った味わいが楽しめるのも魅力です。
素朴さが人気！濃厚なのに重くない万人ウケする『ORIGAMI』の「バナナブレッド」
老舗ホテルにも長年愛される定番がよくあるといわれますが、ザ・キャピトルホテル 東急のペストリーブティック『ORIGAMI』の「バナナブレッド」もそのひとつ。ふんわりとした生地にバナナの甘さ、食べたときに広がる素朴な粉の風味がどこか懐かしい味わい。開発当時のレシピを今でも忠実に守り、バターを加えずにソフトな食感を出しているため、他のパウンドケーキよりもあっさりとした印象。飽きのこないこの味わいが長きに渡って愛されている秘訣かもしれませんね。
パリで一番おいしい？上陸して以来注目を浴びている『HUGO & VICTOR』の「フィナンシェ」
世界のラグジュアリーブランドから最も注目のパティシエとされるユーグ・プジェ氏がオーナーを務める『HUGO & VICTOR』。2016年に日本上陸を果たして以来、人気急上昇中のブランドです。ここで食べておきたいのはなんといっても焼き菓子の「フィナンシェ」。シンプルながら極上の素材を使ったサクサク＆しっとりが共存した一品。フィガロ誌ではパリで一番美味しいフィナンシェに選ばれたこともあるそう。
ツウなチョイスならこれで決まり！『山本道子の店』の「チョコスティック」
甘いもの好きが集まり、都内で購入できるスペシャルなお菓子の話をすると、必ず名前が挙がるショップ『山本道子の店』。看板商品の「マーブルクッキー」は完全予約制なので入手困難といわれていますが、実は当日でも手に入る隠れた名品がこちらの「チョコスティック」。ブロックのような形に絞って焼き上げられたスティックタイプのクッキーで、風味豊かなチョコレートの香りと、軽やかで小気味の良い歯ざわりがたまりません。通好みのチョイスならこちらで間違いないですね。
赤いパッケージもキュート！イギリスオックスフォード発祥の人気店『Ben’s Cookies』
日本では自由が丘とGINZA SIXにお店がある、イギリスオックスフォード発祥のクッキー店『Ben’s Cookies』。1983年に小さな屋台でオープンして以来、その人気は留まることを知りません。一枚ずつ丁寧に焼き上げられた大判のクッキーで、しっとりとした生地のなかには、チョコレートやナッツ、ドライフルーツがふんだんに盛り込まれています。チョコレートは濃厚なベルギー＆スイス産のものを使用し、お土産用の赤いギフトボックスやギフト缶もとってもかわいいですよ。
やっぱり買いたいパンダモチーフ！老舗『舟和』が手がける「手作りぱん玉」
2017年の6月に上野動物園で誕生したパンダの香香（シャンシャン）。瞬く間に人気を集め、今では上野エリア一帯がパンダモチーフであふれています。芋ようかんやあんこ玉で有名な明治35年創業の老舗『舟和』でも、パンダとあんこ玉を合わせた「手作りぱん玉」が人気。ぽってりと愛らしいまぁるいフォルムで、やさしい甘さのあんこと寒天のぷるんとした食感には老舗の技が光ります。贈りものにすれば話題になること間違いなしですね。
※掲載情報は 2017/12/16 時点のものとなります。
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