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”あんこはみ出し系”最中の元祖はコレではなかろうか?
「喜月堂」は横浜の和菓子屋としては希少な明治からの老舗。明治43年に本牧の地で先代喜代治翁が”あんこ”がはみ出る最中を生みだした。豪快な”あんこオニ盛り”な最中は、当時から「お笑い最中」、「はみだし最中」、「よろこび最中」と呼ばれ親しまれたそうだ。皮種(最中の皮)からは飛び出さんばかりのたっぷりの餡が高貴な紫色に映える。この量をもってしてもくどくはないのは、職人の絶妙な仕事のたまものだ。出処からして各地でよく見かける”あんこはみ出し系”最中の元祖はコレではなかろうか? 俺の好みの食べ方は、オーブントースター(弱温度設定)で焼きを入れて、皮をパリっサクっといただく。実に香ばしく、餡の甘さと香りが立ち最中のおいしさに思わず夢中となる(笑)。店舗名といい商品名といい実に縁起の良いこの最中、箱に集えばずっしりと重みもあり、年末年始のご挨拶にピッタリだ。ちょっと洒落て風呂敷包みで喜びを包み届けよう!!
※掲載情報は 2015/01/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
グルメプロデューサー、グルメブロガー
スイーツ番長
強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。